The End Of Chapter(SONATA ARCTICA)

The End Of This Chapter

The End Of This Chapter

フィンランドのメロディック・スピードメタルバンド、SONATA ARCTICAのベスト。


ロディックでツーバスドコドコの疾走系でキーボードがキラキラしていて、
ギタリストはとりあえず派手な早弾き、ボーカルは線が細めのハイトーンボーカル。
そんな「メロディックスピードメタルの超・王道」を行くサウンドを、
トニー・カッコ(Vo)の描く質の高いメロディとマイルドな歌声、
突き抜けたキラキラのキーボードフレーズ、一心不乱にかき鳴らされるギターソロが覆い尽くす。
その突き抜け感じがたまらなく青臭くて素晴らしい。


躁系メロディックスピードチューンの決定版2.、
「ラナウェイラナウェイ」のコーラスと歌メロの絡みが素晴らしい4.、
力強いパワー疾走チューンの7.、哀愁とタイトさに包まれた全編疾走リズムのスーパー・スピードチューン13.、
青春を思わせる切ない歌詞とそこはかとない爽やかさ、熱っぽさを帯びた名疾走曲14.と
とにかく速くてメロディアスなメタルチューンがずらり。
リズム隊のアレさとか、何かとサウンドが類型的すぎるとか、ファン投票で選んだらほとんど疾走曲になっちゃったとか
その辺はあまり気にするな。