Beginning Of The New Legend(Ark Storm)

ビギニング・オブ・ザ・ニュー・レジェンド

ビギニング・オブ・ザ・ニュー・レジェンド

日本のネオクラシカル・メタルバンド、Ark Stormの3rd。


日本有数のイングヴェイ・マルムスティーン(G)フォロワー、太田カツ(G)率いるバンド。
インギー・フォロワーの例に漏れずこの作品も
クラシカルフレーズをひたすら早弾きするようなリフやソロ、
本家以上にマイナーキーを使ったクラシカルメロディのオンパレード。
佐々井康雄(Vo)のクセのないハイトーンもあってメロは淡白な印象だがその分洗練された印象もある。
そしてその裏で瀧田イサム(B、六三四)の6弦ベースが唸る唸る。
ベースとギターの絡み合いが生み出すタイトさは他のフォロワーの追随を許さない。


いかにもRising Forceな雰囲気に包まれたタイトルチューンの1.、
中盤のギターソロvs裏のベースラインのぶつかり合いが聞き所の2.、
やや乾いたメロディとシャキッとしたタイトさが魅力の10.と楽曲的にも平均以上。
個人的には6.のメロディアスなベースソロも印象に残った。