Taken(Radio Active)

テイクン

テイクン

スウェーデンのメロディアス・ハードロックプロジェクト、Radio Activeの3rd。


テクニカル系ハードロック・ギタリスト、トミー・デナンダー(G)を中心としたプロジェクトで、
今作はやたらとボーカルにハードロック関係者が多い。
2ndでも歌っていた"貴公子"ミカエル・アーランドソン(Vo、Last Autumn's Dream)や
"北欧の至宝"トーマス・ヴィクストローム(Vo、Stormwind)、
何とあのジェイムズ・クリスチャン(Vo、House Of Lords)も参加。
ついでにゲイリー・バーデン(Vo、M.S.G)まで参加しているという充実振り。
サウンドは職人トミー・デナンダーの手になるものなので、相変わらず高品質な産業系メロハー。
「Isolation時代のTOTOっぽい北欧メロハー」と聞いてグッと来る方は是非。


珍しくゲイリーが歌えている4.、ジェイムズとロビン・ベック(Vo)嬢(?)の爽やかなデュエット5.、
ミカエルが情感たっぷりに歌い上げるバラードの6.、
"トーマス"クンが"本気"出して"産業ロック"を歌うと"こう"なるという爽快系の11.、
フィリップ・バードウェル(Vo)のソウルフルなボーカルとタイトなメロディがカッコイイ8.、
ミカエルとケリー・ケイギー(Vo、Night Ranger)の絡み合う力強いデュエット10.と
捨て曲ない楽曲群は流石の一言。