聞いたCD 4/16

桜咲く街物語

桜咲く街物語

J-POPバンドの1st。
謡曲ばりのメロディに垢抜けないアレンジ、吉岡聖恵(Vo)の力んだ歌声、とどれもB級色満載ながら、
そのB級クサさ故に歌謡ポップのど真ん中を打ち抜いてしまっている快作。
歌謡メロで押し通すバラード1.を始めとして、叙情性あるメロディをどっぷり楽しめる。
Once

Once

フィンランドのシンフォニック・メタルバンドの5th。
オーケストラを思わせる派手なアレンジとヘヴィなギターリフが激突し、
美しいオペラ歌唱を誇るターヤ・トゥルネン(Vo)が生み出す神秘的な雰囲気と
マルコ・ヒエタラ(B、Vo)の野獣的ボーカルが絡み合う。
コンパクトでありながら世界観を存分に打ち出す疾走チューンの2.、強烈な突撃力のある4.あたりが素敵。
シャウト・ドランカー

シャウト・ドランカー

日本(練馬)のヘヴィメタルヴォーカリスト(ex.ANIMETAL)の1th。
謡曲パッション溢れる歌声、強靭なシャウトと共に描かれる、独特の歌詞世界。
2.や9.といったカヴァー曲や、本来DOKKENが歌っていた疾走チューンの11.も良いのだが、
個人的には名(迷)ハードポップチューン4.を推したい。
Sex & Religion

Sex & Religion

アメリカのハードロックギタリスト、スティーヴ・ヴァイが組んだバンドの1st。
嫌みのないトーンで奏でられる変態フレーズの数々と、
デヴィン・タウンゼンド(Vo)の激シャウトから美しいシンガロングまでこなすド変態ヴォーカル、
テリー・ボジオ(Dr)とT.M.スティーヴンス(B)のリズム隊が生み出す浮揚感あるリズムが絡み合う
ノリノリでありながらまったり、常識的でありながら非常識な、奇妙な世界観に溢れた一作。
VERY BEST & BEYOND

VERY BEST & BEYOND

アメリカの産業ロックバンドのベスト。
ルー・グラム(Vo)の熱い歌声に支えられ、メロディアスで時にハードな音像を繰り広げる。
繊細な感情と熱いボーカルが交じり合う名バラード11.など、やっぱりバラードめの曲の方がグッとくるね。