WIG WAM 4/29@クラブチッタ川崎
- アーティスト: ウィグ・ワム
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2010/01/20
- メディア: CD
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パンパンではないけど後ろまでお客さんは入っていて、客入りはまあまあ良かったのではないだろうか。
開演していきなり、火薬の匂いが残るぐらいの噴出し花火が炸裂。
セットリストは新譜のタイトルトラック「Non Stop Rock'n'Roll」に始まり、
「Bless The Night」「Gonna Get You Someday」など1st〜2ndの代表曲、
新譜から「C'mon Everybody」「Walls Come Down」といったアップテンポ曲を織り交ぜ、
ほとんどを派手派手しくも賑やかなチューンで埋め尽くしていた。
正に華やかなロックンロール・パーティーといった印象。
グラム先生はすごい
とりあえず、フロントマンのグラム(Vo)先生の動きっぷりが凄すぎる。
- いきなり開演前アナウンスに殴りこんで「Rock'N'Roll!!!」と言って去っていく
- 日本語がちょっとしゃべれるようになっている
- 隙があればコール&レスポンス
- 隙があればクラップや声出しを要求
- 当然シンガロングしたいポイントにはスタンドマイクを客席に突き出す
- 終演後は誰よりも早く客席に降りていき、メンバーが去り客電がついて退場アナウンスがあってもステージに帰ってこない
これだけ動けるフロントマンはそういない。そしてめちゃくちゃ楽しそう。
もちろん伸びやかなハイトーンボーカルもほぼ完璧に再現しており、
キーボード一人を従えての「From Here」では美しい歌声を響かせていた。
ほかのメンバーを語る
ティーニー(G)のギターヒーロー然としたテクニカルギターも聞き所の一つで、
普段は華麗な早弾きを繰り出しながらも、ギターソロではビシッとくみ上げた濃厚なメロディを聞かせる。
彼がメインボーカルを取る「Still I'm Burning」も哀愁漂うメロディで熱かった。
[rakuten:badge:10002723:image:small]←赤いアイバニーズのRGが欲しくなるね。
フラッシュ(B)はどこのロブ御大ですか?というグラサン姿。
さりげないベースラインもあるが、彼のダンディーなコーラスがWIG WAMのサウンドを作っているのは間違いない。
そしてスポーティー(Dr)は何故か客に愛されまくるおっさんだった。
実力派ぞろいだけに、全体に楽器隊のミックスが引っ込み目だったことはちょっと残念かな。
終わりに
グラム先生が動きまくっていることもあり、ライブ全体も生き生きとした印象のライブ。
オーディエンスのノリもよく、久しぶりにいいライブを見たなーという感じ。
次回の来日があるなら、ちょっと見ておいたほうがいいと思う。
ラストは名曲「In My Dreams」を全体で熱唱して終了。
個人的には「Hard To Be A Rock'N'Roller」の濃いコール&レスポンスが楽しかったです。