聞いたCD 5/18

フィンランドのへヴィメタルバンドの2nd。
時にメロディアスに時にタイトにキメてくるソングライティングは
現役高校生バンドと言いながら、老獪な雰囲気さえ漂わせる充実したもの。
やや細めながら明朗なジョーイ・テンペスト風ハイトーンのVoもなかなかの表現力で、思わず聞き込んでしまう。
シリアスな疾走チューンの1.や、80's風味漂うパワーポップチューンの8.を押す。
レインボー・オン・ステージ

レインボー・オン・ステージ

リッチー・ブラックモア(G)率いるハード・ロックバンドのライブアルバム。
三頭政治」後半の代表曲を織り交ぜた選曲は良し悪しではあるものの、
ロニー・ジェイムス・ディオ(Vo、R.I.P)の果てしなく伸びる力強いボーカル、
コージー・パウエル(Dr、R.I.P)のパワフルでスピード感溢れるドラミング、
トニー・カレイ(Key)の華やかなキーボードと戦うリッチーのギタープレーと聞き所満載。
ライト・フロム・アバヴ

ライト・フロム・アバヴ

アメリカのへヴィメタルバンドの1st。
80'sメタルの雰囲気を漂わせながら、繰り広げるのはドラマチックな正統派メタル。
青臭い風味を漂わせるボーカル*1も情感を漂わせ、Iron Maiden的なエピカルさも漂う。
シンガロング必至の3.やドラマチックな11.のほか、Metallicaのカバー9.も力強く爽快な出来。
ペダル・トゥ・ザ・メタル

ペダル・トゥ・ザ・メタル

カナダのクリスチャン・メタルコアバンドの1st。
いかにも80'sっぽいシンセを漂わせながら、スクリームとクリーンを使い分けるボーカル、
メタリックで劇的なギターリフ、Funな雰囲気満載のメロディを疾走感で包むパーティーメタルコア
その飛びぬけた陽気さはモッシュ必至の名(迷)ナンバー4.を聞けば一発で体に叩き込まれるだろう。
フォークロア・アンド・スーパースティション

フォークロア・アンド・スーパースティション

アメリカのハード・ロックバンドの2nd。
土臭いブルース調をまとった70's回帰型アメリカン・ロックなのだが、
勢い任せで突っ切らずメロウなメロディをそこかしこで決めてくれる感じが心憎い。
朴訥ながら時に情感に溢れるボーカルも味わい深い。
メロウな感触が光る3.、コーラスが胸に迫るバラード5.を推したい。

一度取り上げたもの

ムーヴ・オン

*1:今は声変わりしてしまったらしい・・・