聞いたCD 5/11

Who do They think We are ? -A Tribute to Deep Purple From Japan

Who do They think We are ? -A Tribute to Deep Purple From Japan

ジャパメタ人脈の人々による、Deep Purpleへのトリビュート盤。
デーモン小暮、人見元基、森川之雄らの強力なヴォーカル陣もさることながら、
"手数王"菅沼孝三(Dr)の物凄い手数が生み出す小気味いいグルーヴや、
橘高文彦(G、筋肉少女隊)や梶山章(G)らを要する「リッチー軍団」的ギター勢も聞き所。
手堅いカヴァーに仕上げながら個性も出し、しかも品質は落ちていないすばらしさ。
ALL IN ONE

ALL IN ONE

ジャパニーズ・メタルバンドのベスト。
Morrie(Vo)の初期はブチギレ、後期は艶かしく歌い上げる独特のヴォーカルを軸に、
キレたジャパニーズ・メタルから研ぎ澄まされたハード・ポップまでを幅広くカヴァーする音像は、
単にジャパニーズメタルという枠組みを飛び越えた存在感に直結している。
悲しみが艶っぽく響く14.は、彼ら自身への葬送曲に相応しい珠玉のメランコリック・パワー・バラード。
SYMPHONIA

SYMPHONIA

日本のへヴィメタル・ボーカリストの3rd。
本格的なオーケストラサウンド、デジタルなテクノサウンド、そして閣下ご自身のバックボーンたる
ハードロック・へヴィメタルの要素を取り入れ、千変万化する音像が素敵。
ハードロック的でキャッチーな4.、テクノサウンドがタイトに悲しげに響くパワーバラード7.を推す。
シネマの海

シネマの海

スペインのバグパイプ奏者が、映画音楽をカヴァーした一枚。
思ったよりバグパイプっぽい癖は少なくバックミュージック的になっているが、
その分現代的に洗練されていて聞きやすく仕上げられている。
2.はラヴェルの有名クラシックのカヴァーでもあり、聞くだけで銀英伝の世界。
IV

IV

日本のプログレッシヴ・メタルバンドの4th。
メタリックなギターと変拍子のグルーヴがめまぐるしく駆け回り、丹羽英彰(Vo)の伸びるハイトーンが飛ぶ。
何かすごいことやってるんだなーと思うものの、いまいちハマりきれず。

一度取り上げたもの

リヴィン・イット・アップ