GOLDEN MOON(Liv Moon)

GOLDEN MOON

日本のシンフォニック・メタルプロジェクト、Liv Moonの2ndフルレンス。

本作からはGが大村佳孝、BがMASAKI(ex.ANIMETAL)、Drが前田秋気・・・とメタル的なバックバンドに近づいた。
それ自体は正直ギターソロが「それっぽく」なったことぐらいかなーと言ったところだが、
前作よりもはっきりとメロディ重視のスタンスに立った楽曲が増え、LIV AKANE(Vo)の常人離れした声域、
シアトリカルな歌声も生きてきた。
ヘヴィな雰囲気ものから、「和製シンフォニックメタルのメジャー・プロダクト」として我々メタラーが求める
スタートラインに立ち、悠々と超えて言った。そんな雰囲気が漂う好盤。

個人的にはややダーティーにも聞こえる低音の歌声とメロディが絡む4.、そしてエピカルなメロディが舞う秀曲14.を推したい。
その他の曲も楽曲の質、サウンドの良好さとも申し分ない出来。