Gacharic Spin@7/10 長崎 STUDIO do
- アーティスト: Gacharic Spin
- 出版社/メーカー: JUICY GIRLS RECORDS
- 発売日: 2011/05/25
- メディア: CD
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第3弾ということはついに光る手袋をGet出来るわけですね、先生!
長崎STUDIO Doは、住宅街の中にあるコンクリート打ちっ放しの建物。
最寄り駅は長崎市電の新大工町で、駅からの道にはコンビニもない。スーパー的なものは駅の周りにある。
入り口は二階だが、特に何も書いてない感じなので入るのに勇気がいる。
なお階段は三階まで上がれ、そこにもドアがあるが、楽屋かPAスペースへの入り口となっているようで、開かない。
僕のように間違えないでね。
完全に横長のスペースで、物販コーナーは会場の隅にありロビーは完全にロビー。
特徴としてはスペースの上に中二階のようなものがあってPAスペースなどがあり、それ故に他と比べて前方は天井が高い。
後方は二階席の下の一階席のような雰囲気。
またこの会場、ロッカーもないし、フェンスの類も*1ないので荷物には注意。
ロビーで遭遇戦
キョドりながら入場すると、見た顔のガチャマンがいたので会釈して通過。
まあ、マネージャーのるーさんが駐車場で何かの作業をしているのは見かけたので間違いはないのだが。
トイレに行くついでにフル換装するつもりで移動していると、トイレ前の通路で紫の人とすれ違う。
「あ、すみませーん」
「すみません。。。」
FチョッパーKOGA先生とすれ違うのは5/22の渋谷Milky Way以来。
あの時はフル装備であったにも関わらずスノレーされたっけね。
そしてトイレが空いておらず、トイレの向こうにある楽屋行きドアの前でお出迎え状態。
KOGA「お疲れさまでーす。」
kobas「お疲れさまです。」
kobas「どこのかわいい子かと思ったら。」
KOGA「またまたー。」
流石アイドル出身、安定の営業トーク。言ったこっちもアイドルヲタク、安心の営業トーク。キツネとタヌキの嫁飛沫。
いや、普通にかわいいとは思ってますよ。
しかし、3日目とはいえ、変身前に声をかけられるとはねえ。
俺も随分山を登ったもんだ。
お客入りは当初ちょっと空間があるかなーという感じだったが、徐々に増えてトリにはほぼ一杯近くに。
長崎は3回目ということもあり、対バン含め衆望を得ているようだ。
東方不敗
ドラムが打ち込みのJ-POP調バンド。
メロディはなかなか良くてグッとくるのだが、いかんせんステージの取り回しが学生バンドそのままで、
打ち込み音源を用意してる間ライブが止まる、みたいな。
とりあえずMC中にマジックなどしてみるものの、というか、その手伝いを何故か僕がやっているんだけれども、
まあ流石にちょっと盛り上げきれず。
端歩突きみたいに先に出て、手伝いを求められても逃げないだけの自信があるんだから、
それ相応の実績は出してあげたいよね。
あとこのバンド名なのに、ヲタネタをやってくれなかったので個人的にしょんぼり。
出るなり「流派!東方不敗はぁっ!」ってやってくれたら渾身の力で「王者の風よ!」って返したのに。
MISCHIEVOUS CHILD
JAMっぽい感じのガールズVoバンド。まあボーカルの女の子はかわいいとかそういうわけではないが、
ちゃんとYUKIちゃんしているし、バックバンドもちゃんとJAMしているというか、演奏が素敵なのでノリやすくて楽しい。
まあ例により前の方は空いていたが、女の子が一人突っ込んで行って激しいパフォーマンス。
今更ながら、本気出したときの女の子って強いなあ、と思った次第です。
Voの女の子によると、昔THE PINK☆PANDA(KOGA先生が前に所属していたバンド)が来たとき、かぶりつきで見に行ったらしい。
僕はその存在感について肌で知らないが、聞き知る限りではやはり相応の存在だったんだろうなあ、とか。
並之下
出囃子が相対性理論だったんで、そういう音楽がやりたいんだろうなあ、というガールズロックバンド。
でも実際に出てくる音は「ねごと」なんだよなあ。やっぱりVoがやくしまるえつこじゃないとああはならんのだろうか。
楽曲その物の出来、バンドのパフォーマンス、トータルの世界観は個人的にいいと思ったんだけれども、
Voの女の子がおとなしめの性格のようで、頑張ってMCしてるんだけど場が持たなかったり、
それも含めて何か静かなノリのバンドだったのでどう盛り上げてやっていいか良くわからず。
「不思議ちゃん」って「ツッコめる隙」があって初めて成立するカテゴリなのかもしれないと、ふと。
相性的なもんだと思うけどね。
Aibis
バカ一直線型のパンクバンド。とにかくメンバー、というか、上手の子のテンションが無駄に高い。
音楽性が僕の指向に合っているかというとそうじゃないけど、この手のアッパー大前提のバンド大好き。
こっちとしてもやりやすいから。
とりあえずこっちもテンションを思いっきりあげてむちゃくちゃ頑張った結果、楽しかったということ以外忘れちゃってる始末。
アンケートをもらったのに曲名がかけない。
でもすごい楽しかった。
Gacharic Spinを前にして僕の後ろに若い子が集まって何やら怪しげな談合を開始。
ああ、あるよねー、こういう、ライブ会場でやらかして目立っちゃおー的な、若さってさ。
でも君らに遅れを取るほど、弱くないつもりだし。
正直言っちゃ怖いけど、頑張るよ。
俺が全部背負ってやる。
Just Bring It(かかってこいよ)!
Gacharic Spin
とりあえず二階のPAエリアをチョッパーが通りかかるのを目撃。蛍光色目立つなあ。
この日のセットリストは、
- LosT AngeL
- ALIVE
- イヤリング
- JUICY BEATS
- I'm Sexy
- Lock On!
- More Power
- ハンティングサマー
途中、TOMO-ZO(美少女G)の機材があまりに不調なのでステージを中座する事態に発展。
TOMO-ZOがいなくなって驚いているArmmy(Vo)。
気づかなかったのか、いなくなった後戻ってこなくて焦ったのかはわからないが、とりあえず頷いて落ち着かせといた。
僕の位置からだと、るーさんが楽屋口を塞いでいるのが見えるので、事態はハンドリング出来ていると分かるから。
まあ事態は解消されたのかとりあえず戻ってきて謝っているので、「かーわーいーいー」といっといた。
後で気がついたんだけどさ、ここは「ドンマイ」だよな。
だって謝ってるところがかわいかったんだもん・・・
この百戦錬磨のヲターヒーローをして空気を読めなくさせてしまうTOMO-ZO恐るべし。
結構久しぶりのALIVEだったので、「Stand Up For Jesus, Go Together」のコーラスを歌ってみたが、
オクタ下ではどうにもしっくり来ないので、メロンヲタ時代のデフォルトキーで歌ってみる。
当然高い方の声だと歌いきれずひっくり返ることが多いのだが、それでもやっぱり歌う。
まあ、何つーか、コーラスは歌うべきだと思ってるから。
もちろん絶対の正解じゃない。むしろ間違いに近いかもしれない。うるさかったら正直、すまない。
だが、歌わないなんてありえない。
最後は、実はコーラス部分はエアボーカルだったArmmyも歌ってくれた。
いつか僕らの歌が、遠く故郷へ響く日を夢見ている。
で、話は前後するけど、個人的にGacharic Spinのバラードで一番好きな「イヤリング」。
このギターソロ、スタジオではアコギで弾いているのだが、ライブではエレキで演奏。
もちろんギュイーンと鳴らす訳ではなく、エフェクターを駆使した美しいとしか言い様のないトーンで、
切ないメロディを細やかに叩き込んでいく。
胸に染み入り、目頭の熱くなる素晴らしいギターソロにしばし悶絶。
JUICY BEATSでは、メンバーが光る手袋を出してフリをやり始めたら思わず後ろから爆笑が。
何か、長崎ではそういうものらしい。
ひょっとしたら僕が本気モードでフリコピをやろうとしたので笑ったのかもしれないが、
だとしたらもう何年ぶりだろう?っていうぐらいの、しびれるほどの快感。
ほとばしるアドレナリン・・・!これだからヲタクはやめられないっ・・・!!
まあ、自意識過剰ですけどね。
本編最後のMore Powerぐらいになると、流石にもう3日目のラストの方ともあって、Armmyの声が出なくなって来た。
それに合わせて僕の方が音量を上げて歌っていると、KOGA先生がそれに気がついたらしくニコニコ笑っている。
先生、10戦目にしてやっと気がついたんスか。
でもそれでやっと、少しは分かってもらえたような気がします。
アンコールは後ろの若い衆がSEXYコールを始めたので乗っかってみる。
I'm Sexyの「Sexy〜☆Fu〜☆」コールもきちんとやってたし、若い力ってやっぱりあるよね。
ラストのハンティングサマーでズバッとはな(Dr)にハンドサインを決めて、ライブ終了。
トラブルもあったけどがっつり盛り上がれて良いライブになりました。
が、戦いはまだ終わっていなかった・・・
終演後
物販に珍しくArmmy様降臨。
「Oh Yeah、みんな恥ずかしがらないで買いにきなさ〜い☆」
と、何故か他のメンバーより一段物理的に高い位置でお客さんを煽るのだが、
お客さんは物販コーナーの周りを取り囲むように半円状になって見守っているという前代未聞の情景が現出。
普通並びが出来るくらいなのに・・・
とりあえず横でリアクションを取りつつ、たまに誰か突入していくとArmmyと一緒に讃えたりするが、
すぐ僕がいってもつまらないのでとりあえず、アンケートをくれたAibisの兄さんを探す。
いた。
Armmyの真横にいた。
とりあえずアンケートを渡す。
じゃあまあ、やりますか。
kobas「Hey、Sexy!」
Armmy「当たり前でしょ!」
kobas「Oh Yeah」
Armmy「あなた超ノリノリだったわね〜☆」
kobas「普通だよ。」
kobas「これよりもっと、上にいこうぜ。」(ハンドサインで上を差しながら)
Armmy「そうね。あたしたちはもっとハードプレイを目指しましょう。」
kobas「そうね。むしろヘヴィにいこうぜ。」
Armmy「Oh Yeah、あたし達、ageて行きましょう!」
kobas・Armmy「バタフラーーーーイ☆」
お互いほぼ噛まずスラスラとこのやりとりをやっている超獣タッグっぷり。
ここまでテンポの合う相手も初めてかもしれんね。
Armmy「何か買っていく?」
kobas「ん、ステッカーちょうだい。」
Armmy「Oh Yeah、TOMO-ZO!」
kobas「いやあ、『イヤリング』のギターソロ泣けたよぉ・・・」
TOMO-ZO「ホントですか!」
kobas「スタジオ版だとアコギで弾いてるじゃない、だからどうするのかなーと思ってたけど・・・
いや、涙出るかと思った。」
TOMO-ZO「ありがとうございます!!」
kobas「で、かわいい。完璧。」
お互いグッと指に力も入るというものです。
まあこの一連のやりとりも翌日のオチにつながっていくわけですが・・・
光る手袋ゲット、そして
今日で僕を入れて三人のガチャマンが九州ツアー三回参戦を達成したので、それぞれ光る手袋をゲット。
僕は殊勝にも「僕はファン歴浅いんでお二人に譲ります」と言ってみたものの、TシャツがモロTOMO-ZOで説得力0。
たまたまかぶらなかったので僕がTOMO-ZOの光る手袋をゲットして、ニコニコ笑いかけてくれるTOMO-ZOに
「やったあ!」と無邪気にアピールする俺。バカだなあ。
今日の三人はここで九州ツアーを終えて帰るため、整列して一旦お見送り。
明日の天神にいくのは僕だけだそうだ。
しかし、メンバーに遠征の終わりを伝えて「お疲れ様でした」とか、凄い世界だなあ。
なし崩しにサイン会、写真撮影に突入して、ステッカーの裏にTOMO-ZOとKOGA先生のサイン、携帯で3ショットを撮ってもらう。
この日TOMO-ZOは浴衣姿で得した気分。
ちょっと僕はアピるのが遅くて申し訳なかったけど、おかげでじっくりお礼も出来た。
最後はバーでコーラを飲んだ後、帰りにはなちゃんの光る手袋をもらった人とホテルが一緒だったので飲む。
Gacharic Spinの話だけでなく、お互い信者であることが分かったんで聖飢魔IIの話、
コンサート片付けやうどんイベントの裏話、ツーバスでなくワンバスツインペダルが選ばれる理由などなど、
色々話をして良いお酒が飲めた。
やっぱり、ヲタトークって楽しいよね。
Gacharic Spinと関わって、唯一足りなかったものだったので、凄いハッピーだった。
この日は夜までかけて洗濯をし、光る手袋をはめてみたりして最後の夜を惜しんだ。
明日は福岡を経由し、東京へ帰らなければならない。
だが翌日、さらに驚きの展開が待ち受けていたわけで・・・
つづけ
SEXY担当襲名
ところで、ボーカルArmmyがFチョッパーKOGA先生からMCの流れで、
「あんたボーカルやめたら?」と言われて
「あたしはSEXY担当だからー☆」と発言した件について。
元祖セクシー担当の弟分として一言物申したかったのですが、上記のように俺たちはソウルメイツ的な展開になってしまったので、
彼女のことはkobas認定暫定二代目セクシー担当としてアレしたいと思います。
行く行くはアレだな、王座統一戦ですよ!覇!
*1:もちろん最前の柵も