Gacharic Spin ラジオ公録@7/11 ソラリアプラザ天神サテライトスタジオ

Virgin-A

Virgin-A

セクシー系デジタルガールズロックバンド、Gacharic Spinの公開録音へ。
長い九州ツアーもこれが最終ラウンドです。


ソラリアプラザ天神というデパートの外にくっついた形になっているサテライトスタジオは、
MCとゲストの座席位置が高く、かぶりつきで見ると逆に見づらいという諸刃の剣。
荷物などによる場所取りは禁止、あまり人が多いと整理券を配布するとか。
今回ガチャマンは3〜4人くらいしかいなかったので特に問題無し。
あいにくの雨だったが、観覧スペースはデパートの屋根の下にあるので特に問題無し。

公開録音

まずいきなり4人がライブ衣装で登場した事に我々も困惑。
はな(Dr)に至っては全身タイツ上等。
「この人らライブ衣装で来ちゃったよ・・・」
正直、「ライブと公開録音勘違いするなよ」と言いたくなるヲタは過去見てきたが、
その言葉を言ってやりたくなるアーティストには初めて出会った。
まあもちろん計算でやってるんだろうけど、何か斜め上。それがGacharic Spinクオリティ。


とりあえずFチョッパーKOGA先生(B)に手を振ってご挨拶。何か笑ってた。
JKが通りかかれば手を振ってがっつく、生真面目な先生である。


出囃子としてLosT AngeLが流れているのだが、おもむろにリアクションを取るArmmy(Vo)。
いや何か、横にふにふに揺れたりする人は良くいるが、本気でビートを刻んでいる人は初めて見た。
まあもちろん計算でやってるんだろうけど、何か斜め上。
問題なくこっちもハンドサインでキャッチしてフォロー。これがソウルメイツクオリティ。


基本的にトークはArmmy独壇場なのだが、あのノリで話されるとついこっちもそのノリで対応したくなってうずうず。
でもここって、デパートの入り口なのよね・・・荷物も持ってるし・・・
ってんで、じっと自重の子。


流石にArmmyばっかり喋りすぎなのでKOGA先生がメンバーにトークをアレする。
TOMO-ZO(美少女G)「このアルバム(Virgin-A)では、私、かわいいTOMO-ZOが7曲中5曲もギターソロを弾いてるんです!」
しかも上手い。かんぺk(ry


Armmyの誘いに乗って、みんなで記念撮影に写り込んで終了。
その後ブログ用の写真を撮るところまで見学して、僕らはデパートの中へ撤収。

デパートの中で

三人のガチャマンで何気なく語らっていると、スタジオから私服に着替えたメンバーとるーさんがぞろぞろと。
で、KOGA先生からご挨拶を受け、こちらもご挨拶を返す訳なのだが、いきなりものすごい速度でKOGA先生が握手を開始。
ファンの方が固定でメンバーの方が移動する逆握手会


KOGA先生はKOGA先生なので高速スルー。
はなちゃんはKOGA先生の後に来ると思っていなかったのでパニっている間にほぼスルー。


Armmy「あなた今日で帰るのよね?」*1
kobas「ええ、六本木でお待ちしてます」
Armmy「ちょっとTOMO-ZO、明日も来てって言っておいて。」


昨日といい、Armmyの中でさえ僕はTOMO-ZOヲタ認定なのか・・・


TOMO-ZO「(無茶ぶりにキョドりながら)あっ、明日も来てください!」
kobas「(小躍りしながら)あー、どうしよっ!どうしよっ!でもだめ。」


そしてバカのいる風景。ああ、もうどうしようもない。衆人監視のもとなのに。


その後山笠の写真を撮るメンバー、写真を撮って貰いながら普通の人にライブをアピールする皆を見ながらダベって待ち、戻ってから即席サイン会開始。
その前ぐらいにガチャマンの一人がかわいらしい名刺を配っていたので、「あー、かわいい」というと、
クールなイメージのあるはなちゃんが「ねー、かわいい」と普通に返してくれたのでちょっとびっくり。


僕は昨日貰った光る手袋へ、TOMO-ZOにサインしてもらう。
「kobasのsがないよー」「あっ。(と言いながらハートサインを書いてくれる)どこに書きましょう?」
「この上のあたりに何とか。」
そんななんかイチャ2的なことをしたあと、昨日不調だった機材の話を聞いてみる。
kobas「機材の調子はどう?」
TOMO-ZO「今日、不調の原因が分かったんですよー。湿気が悪かったみたいで。」
kobas「そっかー、弦とか湿気でやられるっていうもんね。」
TOMO-ZO「扇風機的なものをかって乾かしてます。」
kobas「でもアレだよね、そういうのも生ならではだから。」
TOMO-ZO「そうですねっ。」
kobas「いつも同じ音だったらあれ、当て振り?みたいな。」
TOMO-ZO「(笑)」
ギターの話をしているときのTOMO-ZOは凄く楽しそうで、あー、ギター好きなんだろうなーと。
僕もギターは好きなつもりだけど、プロとして毎日弾き倒してそれでも好きなんだから、よっぽど好きなんだろうなあ。
そういうのって、大事だと思う。
何かいつもかわいいかわいいばかり言ってるけど、彼女のそういう素朴なところを見てると反省しちゃったり。
まあでも、こうしてやりとりしている間もかわいいんだけど。小さいし。


Armmy「(他の人のCDを差し出して)TOMO-ZO、ここにサインして。7/11だからセブンイレブンの日って書いてね。」
kobas「Armmyそういうの好きだよねー。」
Armmy「(CDを出した人を指して)彼が教えてくれたの。」
というやりとりがあって中断。
っていうか、全然他のメンバー見えてなかったわ。


Armmy・・・妬いてるの?
Fu〜☆Sexy☆☆
っていうかこのエントリアホ過ぎだ。


そんなこんなで、駐車場へ向かうメンバーを見送ってラジオ公録とその他色々終了。
その後は、残っていたピンパン時代からのファンの方とお茶をして、色々昔話などした後、空港へ向かった。
ピンパン(The PINK☆PANDA)時代は、初期のころを聞き知っているだけなので、色々有意義な話を聞かせてもらった。
KOGA先生も色々あったんですね。

終わりに

尻上がりに色々美味しくなっていった九州ツアーもこれでおしまい。
今回の旅の目的として、やはりまずは遠征という、ヲタ活動から失われた要素を取り戻すこと。
更に言えば、それを通じて地方でのGacharic Spinの現状を知ることがあった。


結果として、地方でのGacharic Spinは、関東圏での小さくも充実した活動より更に厳しい状況下で戦っていた。
そこには生温かい固定客で埋まった客席はなく、共演するバンドメンバーを除けば、実力で支持を得なければならない。
それは充実したステージだけで得られるものでなく、どう戦うか、が問われる世界だ。
彼女達が今の時代にあえて地方めぐりという、リソースを消費する選択肢を選んでいる理由が、このあたりにある気がする。


一方で彼女達を支えるファンも、少ないながら遠征してきている。
もっといえば、初めての九州ツアーではないだけに、かつてライブを見にきてくれたファンたちがまたリピートしてくれている。
そういう温かさ、熱さ、笑顔に触れにいきたい、簡単には地元を離れられないファンに会いたい。そういう思いもあるのかな、と。


彼女達のやり方はスマートじゃないが、それ故に胸に訴えるものがある。
良いライブをするために、そんな彼女達と、気持ちをぶつけ合えるようになっておきたい。
そういう思いも、幾らかは達成できた。
また彼女達だけじゃなく、同じバンドを好きな仲間とも、交流することができて、この旅はとても豊かなものになった。


この道を行けばどうなるものかも分からない。
だが、一つだけ確かに感じているのは、僕らが今、同じ夢の道を走り始めているということだ。
この道を行く限り、九州ツアーで出会った仲間、対バンの人々、別れてきた多くの友とも、また出会えると思っている。


僕らは今、走り始めた。
いつか別れ行く日のために、未来を照らす光を求めて。


その先に何があるか分からないけど、今、そして、ある一瞬の未来、その道のどこかで。
僕達はきっと一つだ。

おまけ

僕とお茶していた方が九州ツアーを全部回るというので、TOMO-ZOにTシャツへ地名を書いてもらいに行ったんですが・・・
何故か書き込もうとするKOGA先生。
はな「ちょ、TOMO-ZOって言ってるから。」
KOGA「あっ、ごめんなさい・・・」
芸歴十年、美しき薄幸のベーシストF・チョッパー・KOGAに幸あれ。

*1:そもそもその話をしたときArmmyは既にいなかったのだが、何故知っていたのか。。。