10/9〜10/10 Gacharic Spin ライブ(大阪To豊橋)

Virgin-A

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テクニカル系デジタルガールズロックバンド、Gacharic Spinのワンマンから、G∀LMETとの激しい対バンライブまで。
あ、Gacharic Spinのライブは「身内以外ダイブ禁止」です。


Gacharic Spin 豊橋セットリストはこちら
撮影協力:TOMO-ZO(G)さん

10/9 大阪ワンマン

前日、「予約を忘れた友達を夜行バスに乗せる」という荒技をやって、二人で朝から大阪へ。
ネカフェでgdgdしたあと、大阪のガチャピンファン夫妻*1の経営するお好み焼き屋「TAKO-SHOW」へ。
更に別の友人も合流して三人で舌鼓を売っていると、ぞろぞろ知人友人KOGA先生のご両親が現れ
あっという間に店はガチャピン好きと関係者で一杯になってしまった。
「このもも焼はTOMOちゃんが好きなんよ」
「な、なんですって」
そんなやりとりをTOMO-ZO(G)ファンが天丼状態で繰り広げたりしつつ、適度な時間で退散。
夫妻はちゃんとワンマンにも来ていて、色々楽しまれていたようだ。
詳しくは聞けなかったが、ジャパメタ好きにはたまらない映像も色々ストックされているとかいないとかなので
お近くに行った際は是非。


ワンマンは本当に満員の入りで、流石に端の方には空きがあったが、RUIDO一杯のお客入り。
「最初のライブツアーで大阪に来た後、次の大阪ライブでお客さんが半分になっていた
というポルナレフばりの体験を話すFチョッパーKOGA先生(B)のご苦労も酬われるというもの。
実際前のバンド*2から好きというファンは数えるほどで、今やGacharic Spinからのファンの方が多く、
古株のファンも別段昔話をするでもないので、その辺でアレしちゃってる人は怖がらないでよいと思います。。。


セットリストが全曲入りで「マンピンのPスポット」「向かい風」といった曲をやったり、
アシトミーは下っ端なのでどこかにいると思われていたブラックセクシー団のボスがオレオ・レオナ様(Key)であるという
驚愕の事実が判明したり、
gdgdな発砲タイミングにも関わらずクラッカー炸裂でFチョッパーKOGA先生(B)が号泣したりと色々あった。
個人的にはレオナ様vsTOMO-ZOのI'm Sexyにおける超高速様式美バトルがもたらすあまりの快感に悶絶。
どれくらい素晴らしいと感じたかというとそれ以来会う人全員にその話をするくらいの素晴らしさ。
もうね、Spotlight Kidですよ。Death Alley Driverですよ。Child In Timeですよ。
声をあげて泣いてもいいですか。


個人的には横が友人二人だったこともあって楽しく朗らかに完走。
やっぱり見てると、真ん中らへんだけが異様な盛り上がりで、周りが普通に盛り上がっているという
良くわからないクオリティになってしまっているのが色々残念ではある。
まあ、真ん中らへんにいるのも友人知人なんですが。


終了後はサイン会だったのだが、珍しくさっさと流れろということだったので本気で流れて見た。
また明日〜と言ったら「ここ学校?」とKOGA先生のお言葉でした。


終演後に、長野から来た国王陛下ことTOMO-ZOパパを囲んで謎のトークタイム。
「今回は自分を抑えるためにスーツできた」
「(身内はダイブOKだが)裏でボコボコにされた」
東京は楽しみにしていてほしい
と意味深なお言葉を残して立ち去られて行った・・・

10/10 豊橋

今回はポタリ/exist†trace/G∀LMETとの対バンということでメタルヘッズ的にはwktk必至の面子。
ポタリは別にメタルバンドではなく地元のガールズバンドなのだが、ライブ慣れしていてやってて楽しかった。
exist†traceは前に聞いたときよりもメロディアスで、ダンサブルなリズムの曲も多く、後でCDを聞いてみようかという出来。
ヘヴィではあってもメタリックな感じは控えめだが、それはそれとしてまあなかなか。


今回はGacharic Spin+オレオ・レオナ様という5人構成でのステージ。
激しい曲オンリーのセットリストに、レオナ様のキーボードソロのあるAcross The Nowを盛り込んで
盛り上がらないわけもなく。
ていうか下手に固まってたメッターさんが次々ガチャTになっているのは気のせいか?
流石藤木記者他メタルヘッズから熱視線を浴びているだけのことはある。


こういうことがあってライブ自体の感想よりも色々考えることが出来てしまったところがあるが、
ごく個人的には、さあやるぞっという感じをいつも以上に共有出来ている気がしていただけに、ただ残念。
良いライブの定義は色々あると思うが、やはり僕が思うにはみんなが同じ方向へ向けば向くほど
素晴らしいものが出来ると思っている。
あの空間にはそういう、何かとてつもないエネルギーが渦巻いていた。
それを無にしてしまった。そういう意味で口惜しいライブだった。


傍から見ているKOGA先生は確かに格好良かったかもしれないが、
僕自身はファンの問題をステージに持ち込ませてしまい、情けなくて申し訳なくて悔しい。
そういう思いを誰もが持っていてほしい。
誰もが加害者になりうるし、被害者になりうる。


G∀LMETのライブで存分に首を振った後、メッターとガチャマンで熱い抱擁を交わしてきた。*3
また必ずライブをしよう
そんな約束を交わせたことには大きな意味がある。
ファン同士の約束に何の意味があるのかって?
あるんだよ。
未来はそういう思いの積み重ねの上にしか出来上がらないものなのだから。
今度こそ、すごいライブをしようぜ。


そんなわけで、今週末は名古屋ワンマン、感謝祭、謎のミッパンワンマンです。

*1:実はSHOW-YAファンの夫妻なのだが、気がついたらGacharic Spinの方で有名になってしまった

*2:THE PINK★PANDAであったりEU PHORIAであったり

*3:メタルヘッズ同士の馴れ合いとかガタガタ