10/23 名古屋商科大学三ケ峰祭後夜祭@Gacharic Spin

Virgin-A

Virgin-A

テクニカル系デジタルガールズロックバンド、Gacharic Spinの出る名古屋商科大学の学園祭ライブへ。


セットリストはこちら。

  1. LosT AngeL
  2. L.I.B
  3. JUICY BEATS
  4. I'm Sexy
  5. ハンティングサマー
  6. Lock On!

EN More Power


Gacharic Spin海外仕様Tシャツ到着待ちと、コインランドリーの仕上がり待ちで出発は遅れに
遅れ、まあ予定通りとはいえ新幹線。
名古屋コーチンきしめんを食べて悠々と地下鉄に、そしてリニモに。


たどり着いた公園西駅前は荒涼たる平野の広がる場所だった・・・

「その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし」

そんなフレーズを思い浮かべる。


バス停が見つからずまず悩むが、高架下にあるのを発見し無事現地へ。
途中どでかい野外ステージを発見して、


「ハッハーまさかあれじゃないよねー」


「いやあ・・・あれだろ・・・」


しかもこの秋も深まってきたころに野外。

ライブ開始まで

着いてトイレに行ったりしていると、
Milky Bunny(益若つばさ)のライブが始まっていた。

Bunny Days?(初回1万枚限定盤)

Bunny Days?(初回1万枚限定盤)


比較的広いライブスペースにぎっしり人が来ているのだが、盛り上がりはまあ、アレ。
あー、今日はアウェーだなー・・・と。
本職がライブの人ではないということを考えると何かと頑張ってたんだけどね。


どちらかというとライブというより、「アイドルのコンサート」*1に近い雰囲気だったかな。
「つーちゃぁぁぁん」って黄色い声なんか飛んじゃったりなんかしちゃったりして。
持ち曲を数曲やった後、Judy And Maryの「くじら12号」をやっておしまい。
てっきり「そばかす」か「Over Drive」あたりだと思ったんだけど・・・
今の大学生達は知ってるのかしら。
もっとも僕や、益若つばさぐらいの年代にとっては正にローティーン時代の1ページだろうけど。


このあたりから当初数名では?と思っていたガチャマンピン子が続々集結しはじめる。
が・・寒い・・・
仕方ないので聖火的な焚き火に当たっていると、るー様登場。
「あっ、Tシャツ届きましたか!」
「届きました!」
的なトークをしてみる。


寒い上に進行も遅れてgdgdで1時間押し。
Twitterで嘆き始めるガチャマンが現れ始める。
まあ正直学生さんにタイトな進行を求めるつもりはないんだけれども、寒かったなぁ・・・

ライブ直前

あんまり寒いのと風邪薬を飲んでたのとでトイレに行きたくなり、
トイレのある建物を出るとライブ開始のアナウンスが。


颯爽と最前列までダッシュ


・・・っていうのが何ら迷惑でないぐらい人がいなかった。
ていうか俺の後ろにいる学生さんなんて自転車持ち込んでるんだけど。
自由すぎ。


水平移動していろんな人に声をかけて歩いた。
こないだのファン感謝祭で、「昨日初めてライブに来た」という人もまた見にきてくれていて嬉しかった。
そんなこんなでいつもの上手最前へ戻るが、正直真ん中にいた方が良かったかなあ・・とか思いつつ、
少しずつお客さんを真ん中寄りに入れてあげながら最上手へ近づいていく。


ライブの前にArmmy(Vo)抜きで「Broken Lover」でサウンドチェック。
ぶっちゃけArmmyがいないとそれなりに普通のバンドっぽく見えるなあ。
あくまでもそれなりだけど。


ファン心理としてはいきなり目を剥いてくれたら嬉しいのだが、
学生さんはこれで何をやりたかったのか分からなかったようで「?」という発言を多く聞いた。
Gacharic Spinは練習魔、リハーサル魔なので、それが例えイベントでも必ずといって
いいほどリハ兼サウンドチェックはやるのです。

ライブスタート

というわけでライブ開始。
最近のワンマンはあのいつもの出囃子をやらないのだが、やっぱりこの頭の出囃子から
怪しい雰囲気の中で繰り出される各個人のソロパート、
Armmyが出てきて一気にボルテージアップ、っていう流れは何度聴いてもいいね。


けどなかなか客席は乗ってこない・・・
目の前の学生達が出て行ってしまってちょっとしょんぼり。
上手は寂しいというか見るからに僕だけ空気読めてない雰囲気なので、
やっぱり真ん中に行こうかもじもじ。


だが調子に乗ってやってきた学生*2を煽っていたら状況一変。
上手一帯に実行委員的な服装の連中が数十人単位で一斉に集合!
「前に来いよ!」
と強くアピールするものの流石にそれは躊躇したようだった。。。


が、後方にやる気満々の若手を抱えたことは大変に心強い。
どちらかというと前方に配置したいが、やってくれるだろうということには変わりないしね。
出て行った真ん中ら辺の学生も仲間を連れて戻ってきた。。。


後半戦、周りの数人、更にその後ろの十数人が僕の動きをコピる事を前提に動く。
I'm Sexyのあの横移動も2回目には既にのってきて、上手が異様な雰囲気に包まれる。
モッシュしてたみたいでぶつかってきたのでとりあえず優しく背中で押し返しておく。
Lock On!でTOMO-ZOに合わせて一帯が回転する。
ハンティングサマーでみんなで腕をふる。
何かすげえよ!今日の上手いつもよりすげえよ!!


終わりぎわに
「お疲れ様でしたー!」「ありがとうございましたー!」とかやってたら、
まさかのアンコールでMore Power。
そしてもう一回挨拶。
いやー、楽しかった。


当然上手側さえこれだから、真ん中らへんもがっつり盛り上がっていたわけで、結果がこのアンコール。
益若つばさとか南明奈とか、あまりテレビを見ない僕等でもピンとくるような面子と並べば、
海の物とも山の物ともつかないバンドだけど、見てもらえれば必ず打って響くはず。
そういう自信ともつかないものが、確かな形で浮かび上がったのは心から嬉しかった。

ライブ後に

ライブがそれなので物販コーナーも普段以上に盛況。
途中花火を上げるために停電したり、突然向こうの方でSEX"Y"コールが巻き起こるなど
色々あったが、余韻として良かったね。


物販に行ったら、FチョッパーKOGA(B)先生にタイ洪水の募金を真っ先にたk・・・求められる謎の栄誉。
交わしきれずとりあえず500円入れたらステッカーを買う小銭がなくなった。。。
TOMO-ZO(G)と握手したら「盛り上がってましたねー」だそう。
まあ、若手大集合にはびっくりしたけど盛り上がってたのは事実だ。


この間KOGA先生が熱心にガチャピンロゴを書いてくれていたのだが、
そんな気遣いにも関わらず会話が止まってTOMO-ZOをジト見してしまったのはここだけの話。
そういう余計な気遣いとかホントいいんで。。。


TOMO-ZOのじゃんけんによる写真つきボードの争奪戦は空気を読んで一回戦落ち。
「あなたこないだ沢山プレゼントもらってましたよね?」
とか知り合いでないファンの方から言われちゃうとまあ嬉しいような申し訳ないような。
あの王者の盾運搬は痛かったが、オチとしてそれなりのエクスキューズにはなったね。


ちなみに写真つきボードは友人の友人の女の子と、学生さんに渡りました。
当選した学生さんがもじもじしていたので、強制的にKOGA先生たちを呼び止めて、
3ショットから友達を交えての5ショットまでちゃんとカメラマンを務める
そして自分の3ショットは撮らない。
それが王者クオリティ。


あ、ちゃんとKOGA先生はお礼を言ってくれましたよ。
そんな失礼な人じゃないんで。時々人を叩いたりするけど。


終了後、ELTがこうして学祭ライブから羽ばたいて行ったんだよ、という話を聞いて、
こうして盛り上がってくれた学生さんが一人でも次の凄腕弾丸ツアーなり、
今後の名古屋公演なりに来てくれれば、と思うことしきりなのでした。

おまけ

王者Tを着ていたら、「あ、グランプリのTシャツ着てきたんだ」とはな(Dr)ちゃんに言われました。
ちょっと打ち解けた感じで嬉しかったです。


ちなみにArmmyには一瞥されただけでスルーされました。
TOMO-ZOもKOGA先生も触れてくれたのですが、ArmmyはArmmyでした。
おしまい。

*1:アイドルのライブ、でなく

*2:というか委員的な人