Gacharic Spin 12/4@仙台 長町RIPPLE

Virgin-A

Virgin-A

デジタルガールズロックバンド、Gacharic Spinの仙台でのライブへ。
実は僕の地元でもある。。。


セットリストはこちら。

  1. More Power
  2. LosT AngeL
  3. ALIVE
  4. JUICY BEATS
  5. Ben-Jan-Dan
  6. Lock On!

En.I'm Sexy

ライブ前

とりあえず仙台ということでガチャマン数人で牛タンを食べに行く。
太助では13年ぶりくらいに食べたけど流石に旨かった。。。


長町は丁度高校の通学路にあたり、行きしな帰りしなによく遊んだ街だった。
差し入れを探してさまよった街はずいぶん寂れたように思ったが、
高校時代にはこれくらい寂れていたようにも思う。


駅前の会場が面する通りが比較的栄えていたのは幼稚園の頃で、
中学高校の頃にはもっと離れた所にショッピングモールができ、今もそこは人が集まっている。
今は、仙台市南部の副都心にするんだということで、かつて僕が通学路にしていた道筋を全部潰して
新しいショッピングモールやら何やらを作っているそうだ。


その向こうにあるうちの最寄駅は相変わらず寂れまくっている。。。
とりあえず差し入れには仙台人ならお盆に必ず見かけるであろう白松がモナカを買った。
個人的には普通の大納言(あんこ)が一番うまいと思う。

ライブ会場にて

そんなこんなしてたら最初のバンドが始まった後に入場する羽目になってしまった。
しかも差し入れを持ってたので無理に前にも行けず。
何気に好みなガールズロックバンドだったのでちょっと惜しかったかな・・・
と思っていたら横を緑の人がチラ見しながら通りすぎていった
ムヒャー


セットチェンジ中に再びはな(Dr)ちゃんとTOMO-ZO(G)に遭遇したので挨拶する。
流石にそれぐらいの距離なのですぐ気がついてくれた。
通りがかりなのではな先生の厳しいチェックが入るかもしれないと恐る恐る
「差し入れ要ります?」
と聞いてみたら
「わー、ホント?ありがとう!」
とモナカを独り占めする構えを見せたのでTOMO-ZOが焦っていた。
顔見知りになるとはなちゃんはえらく可愛いと思う。
つってもTOMO-ZOはもっと(ry まあ、適当に分配して食べてくださいな。


そんなTOMO-ZOとは写真を買うときにちょっと話したくらいでサインをもらいそびれてしまった。
せっかく「サインしましょうか?」と言ってくれたのだが、ライブ前だったのと、
セットチェンジがやたらと早く、書いてもらっている間に次のバンドになりそうだったので遠慮した。
「東北弁で可愛いはめんこいだよ★」と言ったらちゃんと「可愛いポーズ」を取ってくれた。
やっぱりTOMO-ZOが一番(ry
それはいいとして、まあ、やっぱり可愛いといったらポーズだけでも喜んでくれるのが一番嬉しいわな。

対バンライブ

対バンはさらっと・・・って、
9バンドって多いんじゃー!
過去一クラスに多いんじゃー!!
そのうち7/9が女性ボーカルなんじゃー!!!
しかもその友達も女の子ばっかりだから会場の女子率が高いんじゃー!!!!

仙台っていつからこんな女子力高い街になったんでしょうか。


1.dolce

みんな高校生って言ってたから一回り下のガールズロックバンド。
調べたら二華高*1の生徒さんらしい。。。
制服っぽい衣装で演奏するというと何かSCANDALっぽいが、整合性のあるしっかりした音作りで好印象。
ライブ運びがもっと上手くなるといいバンドになるだろうな。

2.Mongolian Death Worm

彼女たちも高校生って言ってたかな・・・何かしらやらかしてやろうという気持ちにまだ実力が伴わない感じ。
演奏曲もカバー曲主体だったし、まだまだこれからだろうね。
とはいえ永遠のHRクラシック「Whole Lotta Rosie」を演奏する意気込みは買う。結構本気でツイストしてしまった。

ちなみに客席でFチョッパーKOGA(B)先生とTOMO-ZOが観戦していたが、
「ピックほしい人ー」と言われて真っ先に先生が手をあげていた。
この人も好きだなあ。

3.アインしゅ(隊)ん

3ピースガールズロックバンド。普通のJ-POPバンドという感じで申し訳ないんだけれども特に印象がない。
ギターボーカルの女の子が森ガールっぽかったのと、女性ツインボーカルというのをかろうじて覚えている。
流石にこれぐらい多くなると全てはカバーしきれませんで。。。

4.RUSH BANG

東京から参戦のガールズメロディアスパンクロックバンド。
固定のお客さんが前方を固めてくれたのでやや安心感を持って観戦。
音楽的に特に響くものがあるというわけではなかったが、普通にライブのレベルは高かったのでまず満足。
こうしてバンド数が増えるほど、手堅い対バンがいてくれるのは助かる。。。

5.JACKPOT BELL

地元のミクスチャーロックバンド。ベースはスクリーモでギターが結構弾き倒すという最近ありがちで、
かつ相応の実力がないとこなせないスタイル。
演奏の厚みとタイトさに思わず前の方に行ってしまう。
全体的に黒づくめなバンドでシリアスなサウンドも、ポップなサウンドもこなす幅もありなかなかのクオリティ。
女性ギターボーカルはすごい可愛いとか滅茶苦茶上手いとかではないが、華もあり存在感もあり、
男性ギターボーカルはヒップホップっぽいリズムやスクリームもしっかりこなしていた。
昨日大阪明日名古屋、こないだ大塚と引っ張りだこなのは納得。


まあVほどじゃないにしても、女の子とSGの取り合わせって俺好きだなあ。
あの鋭角のあるごついフォルムを弾きこなすのがかっこいい。
SG自体がVほどじゃないにしても好きというのはあるが。

6.LUSH

今回レコ発だという地元のガールズロックバンド。
活き活きとしたパフォーマンスは印象的だったものの、正直音楽的にはほとんど興味を持てず。
とはいえ地元の女子バンドなので前方はがっつり友達で埋まり、ライブ自体は特に冷え切ることはなく
つつがなく進行した。
このあと幾つかのバンドをノリノリで見ていて、音楽好きなバンドなんだろうなあ、とか。



この辺から僕らも疲労の色を隠せなくなってくる。
そして何故かガチャマンのガチャピンク率が急上昇。
みんな魔法頼みか。。。

7.GEMINI

東京からの男性ボーカルのロックバンド。
ギタリストのフライングVが格好良かった。ボーカルの煽りは一本調子ではあったが、青臭くて好印象。
音楽的には普通のJ-POPバンドという感じだが、厚み・完成度とも一定以上のレベルだった。

8.Jin-Machine

地元のV系バンド。というか、V系のパロディバンドと言ったほうが良いんじゃないだろうか。。。
正直音楽的にはまるっきり響くものはなかったのだが、というかギターの人がそれなりに
ギターヒーローっぽい感じだったのと、デスボイスの人が('A`)ウヘァ レベルだったのぐらいしか
覚えてないのだが、


クリーンVoの人の無駄に軽妙なMCに煽られて繰り出されるヘドバン・咲き・振りマネ・ヲタ芸という
キモムーヴの数々に会場の女性陣*2が完璧に対応するというこっぴどい空間が素敵すぎた。


まあデスVoの人がサイリウムバルログしていた時点で何となく予感はしていたのだが・・・
もちろん僕も目の前のお客さん*3とステージを代わる代わる確認しながら全部受けきった。。。
久しぶりに本気でロマンス・OAD・マワリ・PPPH・ジャンプ・咲きをやったおかげで未だに筋肉痛がおさまらない。
最後はLOVEマシーンの縦揺れで終わるという大変にひどい終わり方だったが、あまりウケなかったので
「今日の客層は25才未満が多いようですね」
とバッサリ残念な方にいれられてしまった僕の悲しみたるや。。。

あとデスボイスの人はデスボは('A`)ウハアだったが、水樹奈々のライブに行った上で参戦したヲタヲタしさと
KOGA先生に対する腰の低さに関しては高く評価したい。


メロン時代は叫ぶのと踊るのと歌うのに忙しくてあまり打つことはなかったが、それなりにこなしてはきたつもり。
とはいえ実際のところ、脇道といってもステージでエンタテイメントとして本気で打っている連中とでは
精度も腰の入り方もレベル的には劣るものがあって、まあジャギの南斗聖拳よろしく
「スローすぎてあくびが出るぜ」と言われてしまってはしょうがないのでガチャでは基本やりません。。。

Gacharic Spinライブ

と・・・いうわけで若干ヘトヘト感ありつつGacharic Spinのステージへ。
まあ特に何を言うわけでもなくもう目の前が若い女の子たちで一杯。


正直地方でもこれだけたくさんの対バンの中の一つ、ということは少なくなっており、
Gacharic Spinの東北における力はまだまだであると感じざるをえなかった。
そういう仙台でどれくらいの入りが期待できるだろうか、冷えたライブになってしまわないだろうか、
と心配していた面はあった。 *4


蓋を開けてみれば、出演者や前日のMI JAPAN 仙台校での女子会セミナーの流れできてくれた
人が多いとはいえ、
これだけ女子で前方を固められたのは今年全国でやったライブの中でも指折りではないだろうか、という出来。
しかもみんなちゃんとライブを楽しんでくれてるのが見えるしね。
次来るときはもう、自分の地元だし盛り上がって欲しい、なんて思わなくて良いんだろうな、と。
僕の胸も熱くなった次第です。


最近はArmmy(Vo)の喉も調子がよく、不調が続いていたTOMO-ZOのギターもこれといってトラブらず。
ディストーションサウンドが小気味よく唸りを上げ、もうすっかり疲れているはずの体にも
納得のパフォーマンス。
そういやハコではだいぶ見てなかったが、全然違和感なかったな。。。
全体には声出しが少ない想定でステージで進めていた感じだが、次はもっと上を狙えるだろう。
ちなみに「Ben-Jan-Dan」で「S・E・X・Y」をデスボ絶叫するはなちゃんが分かりやすいパターンでもあります。


3月の震災に向けた応援ソングである「ALIVE」でのチョッパーMCでちょっとうるっと来たが、
ライブで泣くつもりなんてないから、次が「虹」でもやはり泣かなかった。
いつものように歌っていた。
だがこんな日をこの場所で迎えられるとは思えなかった日も確かにあった。
それをいつまでも忘れないでいたい。
全力でライブに向き合うことも、忘れないうちの一つだ。


後ろで見ていた若い男の子を徐々に前の方に張り出させてBen-Jan-Danの横揺れに参加させたり、
2列目くらいの女の子たちがKOGA先生を前にハイタッチできそうもなかったので
後ろから煽る体でKOGA先生に気づかせてハイタッチするのをどや顔で見守ったり、
*5
アンコール時に始めたガチャピンコールに黄色いレスポンスがあってびっくりしたり、
何か東北人ってやればできる子と昔から思ってはいたけど、16:30開演で21:30ステージ開始にもかかわらず
これだけ前に出てきてくれるお客さんが揃ったライブって素敵だな、と。
そういうのを見守るのも最近の楽しみになってきている。


いずれ仙台でワンマン、そして東北六県全てにGacharic Spinという波が伝わっていくと願いたい。
仙台なんて東北の中じゃ入り口みたいなもんス。

ライブ後

終演後にKOGA先生からアンケートをもらうとき、
「仙台まで来てくれてありがとうございました」と言ったら、
「みんなそうだよ!」と言われた。。。
遠征してきてくれた人たち、地元仙台で参加してくれたガチャマンたちにも感謝したい。
東名阪ワンマンは成功裏に終わったので、次は福岡、札幌、広島、仙台といった主要都市も
目標になってくるだろう。
今までの事を思えば福岡が一番プライオリティの高い都市だと思うが、
ぜひ仙台もそこに食い込んでいってほしいなと思う次第。


女の子メンバーと楽しげに打ち上げに向かう先生を見送った後、
この日は早々に解散。
友人たちが飲みに行くのに軽く乱入して、 一杯目を早めに飲みきったもんだからしたたかに回ってルーレットしたあと、
ふらふらしつつ夜行バスで帰宅の途へ。


終わってみればしんどかったけど、楽しかったなあと。
次は是非ワンマンを。
長町RIPPLEはキレイで大き目のハコだから、長町ワンマンでも全然いいな。
帰省中にやってくれれば自転車に乗って行きますのでよろしくお願いします★

*1:以前の宮城県第二女子高等学校、今は共学になったがかつては南学区で一番偏差値の高い女子高だった

*2:LUSHのメンバー含む

*3:というかLUSHのメンバー

*4:それだけに10名以上のガチャマンたちが来てくれたのは心強かった

*5:そんなんだから当然自分はハイタッチしない