Gacharic Spin 2/19 長野ライブハウスJ
- アーティスト: Gacharic Spin
- 出版社/メーカー: JUICY GIRLS RECORDS
- 発売日: 2011/05/25
- メディア: CD
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本ツアーはボーカルArmmyが病気療養中のため、各公演サポートボーカリストを立てて行う。
また、矢沢洋子嬢*1とのカップリングツアーでもある。
長野のサポートボーカリストはシンガーソングライターの東木ヒトミ(a.k.a 日向ひとみ、ex. Honey Sac)。
一応改めて書いておきますが、Gacharic Spinのライブは「身内以外ダイブ禁止」です。
以下、セットリスト。
- L.I.B
- どうすることも出来ない愛の行方
- イヤリング
- 雪泣くメロディー
- ハンティングサマー
- Lock On!
- Broken Lover
長野へ
思わぬ寝坊のため入りがガリガリ遅れるものの、長野は新幹線でいく分には大変近いのであった。
途中上田城が新幹線から見えてhshsしたのは言うまでもない。
(8年前に一回行ってるので今日は通過・・・)
ガチャマン同士で信州そばを食べ、長野電鉄の入口まで行った後、さも去年から何事もなかったかのように
ガチャファミリーに続いて入場。
気がついたらピンクガチャウインドブレーカー*2の「偽スタッフトリオ」で談笑していた。。。
つーかピンクが一番スタッフっぽいと思う。
というわけで久しぶりにTOMO-ZO(G)に挨拶。
「お久しぶりです」
「あけましておめでとうございます」
「なうぞー可愛いなう」 *3
という一連の流れ作業をこなしてフォト購入。
フォトの表紙が三人しかいないのが胸に痛い・・・
とりあえずAKBのイベントにゲスト出演したのを見た友人が可愛さに衝撃を受けていたことを盛りながらアレした。
まあ僕ですら衝撃を受けたのだから仕方ない。
フロントアクト
1番手はBLUE PARADOGS。
地元のややメタリーモめいたバンドだが、サウンドの密集感も程良くあり、
ギターフレーズもシンプルながらツボを押さえていてなかなか楽しめた。
そして珍しくギターがグレッチだった。大概テレキャスターなんだが。
敢えていうならサウンド以外のところもちゃんとやれてればもっと(・∀・)イイ!!かな、とか。
2番手はヒグチアイ。弾き語りのアーティスト。0ズレで程よい距離なので視線が痛い。
正直好きなタイプの声ではなかったが、不思議と違和感なく聞ける声でなかなかどうして
ダレることなく過ぎ去っていった。
完全な弾き語りなのにリズムとってる自分はどうかと思ったが・・・
ここまで実にさっくりと進行。
地方に限らず、ライブハウスのライブは基本押すものなので、これだけさっくり進んでくれると
何かとありがたかったりする。
また今日は対バンの人たちのレベルも水準以上で、数もほどほどだったので、
胃もたれする感じがなくてよかったかなあ、と。
Gacharic Spinライブ開始
3番手にGacharic Spinということでみんな前方に密集。
Gacharic Spinのライブがダイブ禁止と公言されたのは昨年7月の六本木ワンマンの時であったが、
その直前、誰よりも早く先陣を切ってステージダイブをかましたおっさんがいた。
何を隠そう、その人こそギターTOMO-ZOの実の父であった・・・。
「今日パパ飛ばすの?」
「まあ飛ばないということはありえないでしょー」
という不穏な会話を交わすガチャマンたち。
そして颯爽とTOMOパパ登場!
何 故 チ ョ ッ パ ー T シ ャ ツ ! ? (;´Д`)
帽子もチョッパー(ワンピースの)仕様だし。。。
せっかく持ってきたEU-PHORIA*4タオルもライブ開始とほぼ同時に投げ込むしw
後はもうどう見てもFチョッパーKOGA(B)推しです。
ありがとうございました。
とりあえず新Ver.の出囃子からスタート。
「G!S!G!S!ガチャ!」を振り付きで繰り出すというAKBのパクリ・・・や、何でもありません。
まあその実パクリらしいですが。いやオマージュです。
なんとなくミラーでやったけど、あれはコピーでやったほうがいい気がする。
向こうから見たらGSに見えないから。。。
今のところは正直前の出囃子の方が好き('A`)
ライブ本編
1曲目はL.I.Bからスタート。
何がアレって、もう煽りで何の曲が始まるかわかっているのがアレ。
そして頭を縦に振りながら*5サビをアレしているとどうしても「309」という単語が思い浮かぶ・・・
東木さんもなかなか普通に歌いこなせているようだ。
というわけで遠慮なくプッシュをかける。
2曲目は「どうすることも出来ない愛の行方」。
歌い出し、低音のグラつき具合が相当気になったが、この子の声域を考えると仕方ないところか・・・
そしてTOMO-ZOギターソロ。
ああ、やっぱり神ソロです。
この構築間とトーンの艶がたまらない。
前半のタメと後半の早弾きパートへの展開がたまらない。。。。
3曲目は「イヤリング」。
TOMO-ZOギターソロ。
ああ、これもやっぱり神ソロです。
スタジオではアコギのパートをライブではエレキで弾くのですが、それが透き通った泣きを
湛えていてまたたまりません。
東木さんのボーカルは特に印象なく。
4曲目は「雪泣くメロディ」。
TOMO-ZOギターリフ。
ああ、これぞ神リフです。
このメロディアスで哀愁を感じさせるリフがたまりません。
ライブでしか聴けない重厚なアウトロソロもたまらん。。。
今回の白眉だったのが、例のあのArmmyのバロメーターと言われている高音パートで、
東木さんが何の苦もなくさらっと歌いのけたこと
これにはちょっとびっくり。
一瞬KOGA先生を見たら超ドヤ顔だった。
ほれ込んで推薦してきただけにまあドヤ顔にもなるだろうな・・・
後半戦
MCタイムで久しぶりにサポートキーボードのオレオレオナ様*6と「SUPER SEXY フッフー♪」をやる。
しかし「シュッシュッ」がなかったので個人的には寂しい限りだ。
そしてやっぱり下っ端*7がいないとライブに緩急がつかなくてどうも気忙しいというか。
いや持ちタイムいっぱいに曲をやってるからそれでなくても気忙しいのですが。
そのぶんものすごい勢いで時間が流れていく。。。
さりげなくTOMOパパが帽子をKOGA先生に捧げたりするがKOGA先生は大人のスルー。
知らない人にはアレな人に見えるかもしれませんが僕の推しメンの父です。
5曲目は「ハンティングサマー」ということでBメロに入る直前、周囲と謎のアイコンタクト。
ここぞとばかりに渾身のPPPH!
どうせわかんないだろうとタカをくくって重低音ヒトミPPPH!
Gacharic Spinの多すぎるぐらい多い音数と、分厚いサウンドがあって初めて成せるヲタ芸である。
そしてこの曲ほどギターコールが合う曲もないであろう。
アホ系のアッパーチューンと見せかけて各パートのソロを全部盛り込んでいる充実した一曲。
6曲目は「Lock On!」
いつもArmmyとフルコンタクトの殴り合いをしている曲なので物足りない感ひとしお。
とかいいつつ頭のベース前に「1!2!3!4!」とか言っちゃってるんだけどね。
ここらで話すと、東木さんのライブ捌きは、普段弾き語りベースで活動していて、もう5年もバンド離れしている
*8
人と思えば、十分なレベル。
というか、たとえそうじゃなくてもこの轟音の渦に巻き込まれながらまともにボーカルを取るだけで
それは僕が思う以上に凄いことだろう。
だが僕らにはその先がある。
少なくとも僕とArmmyにとっては、そうだった。
だから!
もっともっと熱く!
正直そういう意味で言うと、まだまだ力の及ばないところがあったかな・・・
それは一緒にライブを作る僕らにとってもそうで、そこを「仕方ない」で済ませたくないよね。
せっかくステージに立ってくれたんだもの。
これから迎えるサポートボーカリスト全員と、そういう気持ちを共有していきたい。
ラストで禁断の荒業
7曲目、ラストは「Broken Lover」。
というかもう最前列のパパが限界です。
完全に柵に足を掛けちゃってます。
いいんだね?飛んじゃっていいんだね?本当にいいんだね?飛んじゃうよ?
とキラキラした目でこちらを見ていたので
( ´∀`)b
とやったらサビ前を待たずにステージへ!
ちょwww早いwwwお父さんwwwwまだサビ前にもなってないwww
悠然とステージを中央から下手に向かって闊歩した挙句、
伝説の荒業「身内ダイヴ」敢行www
僕らも必死に支えながらサビを歌う。
なんかもうよく分からんけどとにかく最高だ。
間奏入りで2列に渡る大肩組み祭りを経てTOMO-ZOギターソロ。
思わず「ともぞぉぉぉ」と絶叫。
いやーやっぱりTOMO-ZOのギターが最高だわ。
ここまでのことを思うにつけても、目頭が熱くなります。
今日はトリ前なのでここらで終了。
物販大賑わいでKOGA先生も、終了後フロアへはアンケートを配りに来ず。
矢沢洋子
トリの矢沢さんを前に、フロアに人があまりいなくなってしまったので、矢沢さんタオルを所有する
友人を送り込もうとするも、テレて頑強に拒否。
「じゃあ俺が行きますよ」
「じゃあ俺が行くよ」
「じゃあ俺が行きます」
「どうぞどうぞ」
「いやいやいやいや」
「行けよ。」
と小芝居をした後、結局最前に連行。
矢沢さんに責められる有様を見てニヤニヤしてました。
僕もその後ろにいるわけですから当然責められますが、まあ微動だにせず。
ていうかこの人絶対化粧で損してるよね。
曲は歌謡ロックの要素もあるメインストリームロックという感じで、
正直可もなく不可もなくよりはいいかなあってぐらいだった。
演奏陣もこなれた人ばかりで安定感があり、サウンドメイクはかなりしっかりしている。
なんでもう少しフロアに待望感があればもっと映えるだろうになあ、と。
終演後
物販コーナーに行ってとりあえずTOMO-ZOのギターを褒めちぎってきた。
最後のライブから2ヶ月。
まさかこれほど時間が空き、そしてこれほど大きく風の色がかわってしまうなんて・・・
けどTOMO-ZOのギターが素晴らしいことに変わりはなかった。
そして今日もTOMO-ZOは可愛かった。
何かもう二人して妙にテンションが高かった。
去年ならもう飽きるくらい何度も何度も繰り返した光景が今はまぶしい。
この子がいる限り、この場所を守りたい。
KOGA先生に新年の挨拶をして会場を出る。
サインしてもらっている間にガチャガチャをやってたら、いつの間にか見失われてた。
存在感云々以前に疲れてるんだろうなあ、先生も。
とりあえず、出待ち的なことでもしてみようかとうろうろ出てみるものの、裏側の出口には姿もなく。
一周して何もなかったら帰りましょうと言ったところ、正面入口に普通に機材とガチャカーが。
ちょっと離れた所に移動すると、向こうから黒い悪魔が!
後の展開はご想像にお任せします。。。
力仕事きつかったです。。。
れおな様と共同作業的にお立ち台を持ち上げてしまった時はキュンキュンしてしまいました。。。
普段、機材片付けの力仕事も淡々とこなしているメンバーだが、器材はどれも重くまた緊張するほどに重要。
このピンチをチャンスに変え、報われて欲しいという思いが湧く。
ちなみに一番重かったのはたまにTOMO-ZOが運んでいるピンクのでかいズタ袋でした。
器材じゃないのに何が入っててあんなに重いんだあれ。
なお、TOMOパパが投げたEUPHORIAタオルは僕の荷物に覆いかぶさっておりました。
「ほんとこれどうしようかと思いましたよー」とれおな様のお言葉。
ていうかれおな様の甲斐甲斐しさがたまらない。
もうメンバー並みに働いてるし。
一方東木さんは何か不思議なものを見るように僕らと並んで佇んでおられました。
まあそれは当然っちゃ当然だよなあ、ってくらい、みんなてきぱきと、かつシステマティックに動く。
機材のほとんどを自前で持ち込み、しかも1台で完結させるために、かなり入念な仕込みがされているのだ。
ちなみに東木さん、容姿はカエル顔系で普通に好みです。
歌もライブパフォーマンスもなかなかだけど、KOGA先生が仄かに見せるようにパーマネントに・・・
と言われると正直、スペシャルなケミストリー感はまだ感じられず、悩ましいところ。
まあ総評としては一発目からえらい濃いライブだったなと。
さて今週は札幌に行っちゃうのか。。。
来週の福井は無理と気がついた以上、らぶりっく☆すぴんの前にEUPHORIC SPIN
(フォーメーションA)が見たいです。