7/21 Electric Lady Loud(Metallic Spin〜その後)
- アーティスト: ジューダス・プリースト
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2012/02/15
- メディア: CD
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「Electric Lady Land」(キャパ500程度、通称「1F」)
「ELL Fits All」(キャパ300程度、通称「3F」)
を使い、国内外の実力派女性メタルバンドを数多く呼んで開催されたプチ・フェスティバルへ。
出演バンドは下記の通り。
METALLIC SPIN/LIGHT BRINGER/Mary's Blood/REGULUS/exist†trace/
DESTROSE/DAZZLE VISION/D_Drive/G∀LMET/GANGLION
この項では主に下記を取り上げます。
セットリスト及び原曲アーティストは下記の通り。
- Hellion〜Electric Eye(Judas Priest)
- I don't know(Ozzy Osbourne)
- Who's crying now(Journey)
- Run to the hills(Iron Maiden)
- Lost In Hollywood(Rainbow)
- Battery(METALLICA)
En ブラックサバイバル(Gacharic Spin)
前項はこちら(Mary's Blood〜LIGHT BRINGER〜DESTROSE)と
こちら(D_Drive〜G∀LMET)。
メタリックスピン前説
様々な憶測が飛び交った謎の北欧の方メタルバンド、メタリックスピン。
略してメン。
流石によく分からないのでメ(ryン。
いわゆるLAメタル、欧米のメタラーからはヘアメタルという蔑称で呼ばれた音楽を、
外見のスタイルをそのままに再現するという試みは北欧のWIG WAMやLordiに始まりました。
2007年くらいかな。その流れでWIG WAMは日本最大のメタルフェス、ラウドパークにも出演。
本国アメリカでもSteel Pantherという実は実力者揃いのヘアメタルトリビュートバンドが誕生。
2009年のラウドパークではコッテコテのサービスと実力で場内を沸かせました。
そして2012年、北欧の方からのメタルバンドを招聘し、日本のメタルフェスに出演させるという形で
「日本からの回答」としてメタルカバーバンド、メタリックスピンが活動を始めました。
ここからは動画付きで・・・
Hellion(SE)〜Electric Eye(Judas Priest)
欧米では正統派メタルバンドの巨人、いや「鋼鉄神」として崇められるJudas Priestの代表曲。
アルバムがオープニング曲に始まり、そのままリードチューンにつながるという流れは
その後ヘヴィメタルの鉄板演出としてかず限りなくオマージュされてます。
今日出てるバンドだと、LIGHT BRINGERとG∀LMETがアルバムでやってるかな。
あと、楽曲とは関係ないですが、ドラムセットが一段上に上がっている配置は
同様の構成でプレーしているJudas Priestのオマージュもあるかと思います。
そこでノーズ(Dr)さんのイケメンぶりが確認できました。
まあ本来は男性の曲ということで、なわとびを持ちながら現れたキーフ・リチャード(Vo)は
腹圧をかけても歌えない場面が・・・いや、明らかにAメロは歌ってなかったかエフェクトかけてたw
そしてこの腹圧をかけている姿は最近の「鋼鉄神の中の鋼鉄神」ロブ・ハルフォード(Vo)の
リアルなコピーになっているという(;´Д`)
もういいお年だから声が出ないんだよ・・・
元々ロブ本人によるオーバーダブをかけまくっている曲ですが、
メインの節回しはさほど高い声ではないため、僕らでも十分歌える領域。
なんでみんなして歌ってました。
I Don't Know(Ozzy Osbourne)
「プリンス・オブ・ザ・ダーク」オジー・オズボーン(Vo、Black Sabbath)がソロデビューした際、
アルバムの一曲目になったのがこちら。
オジー自身、ブラック・サバスでの活動で「悪魔的」とされる独特の声とカリスマの持ち主ですが、
やはり「ギターヒーローの代名詞」ランディ・ローズを外しては語れないでしょう。
そのカリスマ性は事故による悲劇的な死と相まって多大な影響を与えています。
本当は最後にまとめて書くつもりでしたが、カワイ・トモーゾのギターが完璧すぎる。
安定感は抜群だし、コピーのツボもしっかり抑えている。
そして帽子をかぶっても隠し切れないあの可愛さ・・・
いや、まさか世の中に二人もいるわけが・・・でも北欧の方の出身だし・・・うーん・・・
それと細かいですが、キーフがわざわざグラサンを外したと思ったら
目元が完全にオジーのメイクになっていました。
細かい、細かいけど心憎いwww
そしてアナーキー・ストッキング(key)は何故かキーボードを弾かずウホウホダンス中。
仕事しろよw
まずはメンバー紹介。
「チョパコ・ガーエフ(B)・・・チョパコ・ガーエフチョパコ・ガーエフチョパコ・ガーエフチョパコ・ガーエフ」
「(アナーキーへ)オマエハヨゴレー!」
「イキナリトリナンテニガオモイヨー!」
などの名台詞を残して終了。
Who's Crying Now(Journey)
いわゆる産業ロック、そして北欧メロディアス・ハードを語る上では外せないバンド、
それがJourney。
歌いやすいメロディ、美しいキーボードサウンド、そしてギターソロというフォーマットを
完成させた超大物。
その存在感は北欧では絶大で、メロディックデスメタルのリスナーでもソラで歌えるレベルとか。
とはいえ、メタルからは少し距離のあるバンドということもあって分からなかった人も多数。
僕もトモーゾのニール・ショーンばりのソロの終わりくらいに思い出しました。
この曲からはアナーキーも良いお仕事を開始。
キーフの歌声も素晴らしくしばし時を忘れる。。。
Run To The Hills(IRON MAIDEN)
Judasが「ヘヴィメタルの歴史を作ったバンド」なら、
「ヘヴィメタルの歴史を変えたバンド」の最巨頭がIron Maiden。
B'zの松本孝弘(G)も「俺はメイデン以前のリスナーで、稲葉(Vo)はメイデン以後のリスナー」と
その影響について言及するほど。
そして「世界最強のライブバンド」としてAC/DCと並び称されるライブは、
僕やみっき〜(DVo、G∀LMET)さんが理想と掲げるレベルであり、
あまりにもライブ盤を聞きすぎてブルース・ディッキンソン(Vo)の煽り文句まで覚えてしまうほど。
この曲はネイティブ・アメリカンの開拓民との戦いを描いた歌であり、
「誇り高き戦い」という胸の熱くなる邦題がついております。
伝説のライブ盤「Rock In Rio」の最終曲でもあり、コーラスを大合唱するにはうってつけ。
- アーティスト: Iron Maiden
- 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
- 発売日: 2002/02/06
- メディア: CD
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ここに来てついにキーフも全開モードに。
サビは勿論みんなで大合唱。
ノーズのギャロップビートもほぼ完コピで違和感なし。
Lost In Hollywood(Rainbow)
ハード・ロック界の代表的ギタリスト、リッチー・ブラックモアが率いていたRainbowの曲。
「渡り鳥」「ハード・ロック界の横山やすし」グラハム・ボネット(Vo)在籍期では唯一のアルバムから。
当時在籍していた、これまた代表的ドラマーであるコージー・パウエルは
ノーズが好きなドラマーということで、選曲にも影響が感じられます。
この曲といえばドン・エイリー(Key、Deep Purple)のキラキラキーボードソロなのですが、
今回はトモーゾが楽器隊の中でギターソロを弾きながらやがてギターだけになっていく場面で
「寝る」という超プレーを展開し全部持っていくw
当然「ネルナー!!」と叩き起こされてました。
原曲のグラハムはガナリ系ボーカリストの代名詞的存在ですが、
キーフのハイトーンで聴くのもなかなか。
Battery(Metallica)〜アンコール
今やスラッシュ・メタル界というよりロック界の大重鎮であるMETALLICA、
スラッシュ・メタル期の代表曲。
横の某Kさんが突っ込んできた時点で猛烈なモッシュピットの発生を予想し、
壁役ぐらいまで後ろに下がってきたら凄まじいモッシュの嵐になっておりました。
某友人は膝蹴りを食らって大ダメージだったそうです。
ハードコア的なノリの好きなお客さんだけじゃないので、危ないことはやめようね(´・ω・`)
流石にこの曲はキーフが歌うにはきつかったかな・・・
本来だったら僕が歌うようなキーの曲なので。
そんな中トモーゾが「弾けないのをワウでごまかしている」とネタにされるくらいワウを踏む
カーク・ハメットの完コピをしていてやっぱすげー、分かりまくりじゃん、と。
もうバンバン踏んでましたw
アンコールでは、
「日本のSEXYでCRAZYなガールズバンドのカバー」として
Gacharic Spinの「ブラックサバイバル」をアレンジしてカバーwww
今回の選曲は顔見せということもあり、かなりオーソドックスなもの。
LAメタルも北欧メタルも入ってないし。
曲の認知率は0から全部まで様々で、みんなで「あれって何だっけ」と話すのも楽しければ
メタルを知らない人に勧めるのも楽しそうで、残り2つも盛り上がるんじゃないかなと。
その後
物販に行ったら、メタリックスピンTはもうSしかないと判明(;´Д`)
でも、ここのSはいわゆるMサイズ(165〜175)だから、173cmの俺が着られないはずがない、
と購入。
腹以外はジャストフィットでダイエットに向ける思いを新たにしました。
物販にはトモーゾがいたので「ハジメマシテー」「Nice To Meet You〜」という
胡散臭いやり取りと握手をしました。
もちろん褒めたけど、本当に褒めたい人を褒められないのがもどかしいです。
なお北欧からゴルゴ・ルーさんというマネージャーが帯同しており、
東京公演になる吉祥寺のチケット(緑)を「ミドリノチケットカエ!」「カッタラサッサトデテケ!」と
苛烈に売りつけておりました。
Gacharic Spinのるーさんが優しく感じるレベルとか、パないな北欧の方・・・
もちろんスタンプカードの事なんか知らなかったようです。
なお僕はもうG∀LMET側で購入したので問題なし。
また、メタリックスピンでの取り置きも始まったそうです。
その後しばし出待ちをし、Mary's Bloodのメンバーを見送ったり、
みっき〜さんとハイタッチしたり、
しまたろさん(B、D_Drive)が「はーい物販こちらでーす」と即席物販を始めようとしたり、
感動の再会第二幕を確認したり、
Fuki殿が帰っていくのを見送ったりした後、ぼちぼち解散。
その後は最近毎週のように顔を出しているROCKMENとSCUM、
2つのロックバーへ某ママと訪問。
ROCKMENでパスタを食べながら何故かアニソンについて語ったり、
設備が整っているSCUMでiPadによるDJごっこをしたりと
朝までメタル漬けの1日を過ごしました。
次の「メ(ryン」出演は9/1の札幌、HAMMERBALL 2012。
お近くの方は是非!見に来てください。
僕はもちろん行きますよ(´・ω・`)
なお、メンバーはみんなして歩いて移動しながらレパートリーを増やすようです。
北欧の方ってマジパないな。