9/15 DESTROSE at 本八幡ルート14

FENIXX -to revive-(フェニックス -トゥ・リヴァイヴ-)

FENIXX -to revive-(フェニックス -トゥ・リヴァイヴ-)

女性正統派ヘヴィメタル・バンド、DESTROSEの本八幡ルート14での公演へ。


セットリストは一部記憶から抜けているため、箇条書きで。

EC.Headless Goddes

本八幡

家から一本、しかしどのあたりなんだろうなーとちょいちょい確認しながら本八幡へ。
千葉県といってもものの数駅で都内に入るエリアなわけだが、
コンビニに寄ったら女子高生が座り込みしてダベっており「格の違い」を早速見せつけられた。


ルート14は建物の3階にあるが、ビルのどこにもそれが書いていない。
書いてあるのはエレベーターの中。
一応看板はあるから建物は分かると思うけど、結構わかりづらい。
京成本八幡の方が近いといえば近いが、JR本八幡から歩いても大して変わらないかな。
京成の方へまっすぐ歩いて行くだけだし。


というわけで会場に着くと、開場が遅れて階段並び中。
並び順を最後尾まで歩いていると、予想通りメタル全般をカバーする友人と遭遇w
連休3日間はこちらにずっと滞在してガールズメタル三昧のようだ。
勿論先日のキャプテン和田番組の収録に来ていた人もいた。
蒸し暑い階段に閉口しつつ粛々と入場。

フロントアクト

一組目、The Mailous。
何かごくごくまっとうなパンクバンドかなーとか。
わざと寝転がってベース弾いてみたり、*1
わざわざアンプにギター近づけてハウらせてみたり。
パンクバンドなんだから、ライブでは思うままに音楽を引きちぎってもいいんじゃないかなー、と。
家に帰って足を向けて寝なければの話だけど。
ちなみにMCも全くなく、出入りの挨拶もなし。
「こんばんは○○です」
「ありがとうございました!○○でした」
これが出来ないと悪い意味で素人臭を出しちゃうから気をつけようね。
どんな大御所バンドでもこれだけはほぼ必ずやるから(´・ω・`)


途中で物販コーナーを見に行ったらベースのMIHOさんがいた。
「今は2nd(前任の音々さんがいたころ)のCDって売ってないんですね。。。」
「あ、2nd(今の体制になってからの)はこれから作るんです。。。」
噛み合わない(ノ∀`)
もうMINA隊長(G)以外全員違う人になっちゃったしね。。。
また僕がほしかった方は既に廃盤のようです。


何も買わないのもアレなので、リストバンドを買いました。 
友人の持っていたものは黒、僕のは渋めの薔薇色。 
新色get(´・ω・`) 
G∀LMETはリストバンドを出してないんでちょうどいいかな。


余談ですが、それぞれのツイートによると先日の収録の後、
偶然DESTROSE御一行様と音々さん(Vo、rough antique、ex.DESTROSE)が鉢合わせしたらしい。
気まずく無視するどころか隊長のハグストームを食らった模様w
入れ替わりが激しいと逆に寛容になるのかなー。
●3● ヘイ、No.1シンガー!No.1シンガー!」みたいな。


二組目、index。
トリオのロックバンドなんだけれども、三人とも結構ベテランな感じ。
ベーシストのお姉様はお姉様。
ギタボのおっちゃんはおっちゃん。
ドラムのおっちゃんがやたら気持ちよく叩く。
・・・結論からいうとやっぱりトリオバンドはドラマーが出来る人だと映えるね。
「ギタボのおっちゃんが読み終わった漫画本持ち帰り無料
「最新の3rdは500円、1+2は2枚で500円」
こういう発想はなかった(ノ∀`)
それだけモノを売るってのは大変なことなんだよね・・・


正直1組目、2組目ともに悪いバンドじゃなかったと思う。
これが3組目4組目とそれなりのバンドが来てて、トリがデス屋ならまあ納得かと。
でも今日3マンだからねえ。
しかも1組目のバンドとお客さん達がフロアに座ってサークル作っちゃってるし。
そのサークルを尻目にファンがぽつぽつ・・・
格が違いすぎる・・・(;´Д`)

DESTROSE

というわけでDESTROSE。
いきなり格というか次元が違う。
個々で出れば対バン無双上等の面々とやり合って食べてるわけだし。
1曲目は「Skykiller」。
ちとmarinaさんの声が引っ込み目に聞こえるミックス加減だ(´・ω・`)
声自体はちゃんと聞こえるし、後で良くなってたから問題ないけど。


この会場は柵とステージの間が金属のスノコみたいな感じでせり出しになっているせいか、
弦楽器隊もガンガン前に出る。
どれぐらいかというと最前の僕がエビ反るぐらい前に出る。
危ないっちゃ危ないけど、ここはこれぐらいアタック感強めで行くのが正解かと。
DESTROSEの強みの1つはフォーメーションプレーの華麗さで、
この点は今のところ他の追随を許さないと思う。
特にメタラーには訴えかけるものが強いだろうから。


MINA隊長と成美さん(G)のツインギターは勿論、2人が両翼に立っている時
中央でMIHOさんとmarinaさんがベースとスタンドマイクを交差させてやりあってるのも
また格好いい。
結局カッコ良さをどう表現するかは色々やり方があって、答えは1つじゃないんだよね。


MCタイムでmarinaさんが「今日後ろの方いないけど。。。」と。
確かに片方はまださっき丸くなってた若い子達がいるけど、もう片方は・・・
渋滞に巻き込まれてようやくついて後から入ってきた友達曰く、
本当に後ろの方は誰もいなかったらしい。
実際何人かに「今日は吉祥寺(クレッシェンド)じゃないんですか?」って言われたし。
僕の優先順位は気になるバンドより気に入ったバンドなので・・・(´・ω・`)
ちなみに今日の告知は今月誕生日(9/4)の成美さんでした。
「すっかり忘れられた」シロモノらしい「DES屋NOTE」を見ながらでしたがw


そこから「Destination」〜「Fenixx」〜EC「Headless Goddess」とたっぷりプレー。
名古屋で感じたmarinaさんのガナるような歌い方もほとんどなくなってたし、*2
特別可愛いとかじゃないけど整った顔立ちはフロントパーソンとして絵になる。


後はライブのさばき方かなあ。
今は押しが強すぎてツンツンした印象を与えちゃってるところもあるし。
いるんだかいないんだか分からない、
そもそも今誰が喋るんだかさえ分かってないとかいうケースもあるから
きちんと仕事をこなせてる時点で及第点とは思うんだけど。


楽器隊の演奏は安定してクオリティ高いかな。
どうしても隊長の方がパフォーマンスで抜きん出てしまうので、
成美さんがんばってー(´・ω・`)
で、MIHOさんはあと一歩前でいいと思います。

終演後

終了後、機を見計らってMIHOさんと喋ったりする。
ライブでテンションが上ったのか終始ごきげん。
「前で見てくださってありがとうございました。
 しかもしっかり私の前で。」
「ええ。完璧だろ?( ´∀`)b」
特にまとめて書いていないですが、これが認知を得るための基本的テクニックです。
認知必死の方は頑張ってください。


あと10歳若かったら運命感じちゃうところなんだけど、
実際10年縁が切れないのは例の柴田だからな(ボソッ


後はなぜか隊長とトーク
「隊長があんだけ頭振っても帽子が飛ばないのは何故なのですか?」
というところから色々話してみたがあまり話が弾まない。
後にツイッターで「帽子を飛ばさない方法を横展開します」と言ったら
嬢メタル界七不思議の1つを暴露してしまうのですか( ゚д゚)」と。
その返しをリアルでやってくれたら口を極めて褒めたのにw


ちなみに珍しく、メンバー全員物販に出てました。
marinaさんは流石にちょっとしか見かけなかったけど。
そして端を固める社長の存在感がパなかったです(´・ω・`)


差し入れを渡したいファンのために去っていく隊長を必死で呼び戻したり、
楽屋へ向かう隊長の前を誘導したり、
ドリンクコーナー前で喋りながらたまに楽屋へ入っていくメンバーに挨拶したり、
そんなこんなで日高屋で友達と打ち上げて帰りました。
対バンの数と質を見て、今日はたっぷりやるに違いないから是非行こう
何故かこんなところで思考が一致する同い年です(´・ω・`)


良いバンドなのは間違いない。
でもこのバンドを特別なバンドだと思っているファンはそう多くないのかもしれない。
「対バンが豪華だから」
「一度にこれだけのバンドを見られる機会はそうない」
だからライブに行く、というのは理解も共感も出来ます。
あえてそれを蹴ってでも、無理して都合合わせても、と思わせる何かがあって初めて一皮むけるのかなと。


ま、去年のGacharic Spin名古屋ワンマンの話*3ですけどね。
ライブが始まる前は相当(´・ω・`)としてた記憶がありますw
お後がよろしいようで。

*1:これでハノイロックスを思い浮かべる貴方はメタラー

*2:演出上デスボイスっぽい声を出すことはあった

*3:LOUD PARK11の真裏