2/2 CROSS VEIN at 吉祥寺Crescendo

Birth of Romance

Birth of Romance

シンフォニック・メタルバンド、CROSS VEINの吉祥寺Crescendoでのライブへ。
今回はメロディック・スピードメタルバンドSKYWINGSのオープニングアクトとなる。


セットリストは下記の通り。

  1. Noble Scar
  2. Protect the Core
  3. Hidden Star
  4. Sweet Spell
  5. Moon Addict

吉祥寺へ

「ちゃっきー*1の家」こと吉祥寺Crescendoへは今年初めて。
CROSS VEINのライブも初めて。


元々Twitterで絡んだりとか、例によって例による話をしたりとか、
「忘年会の席にめちゃくちゃキレイな人がいると思ったらJULIA*2(Vo)さんだったでござる」
とかそういうことがあって、CDを聴いているうちに迷わずライブへ行くことに・・・
あ、1stフルレンスはとてもいいシンフォニックXaメタルなので聴いてください(´・ω・`)
売上も好調すぎて一時期レーベルも在庫がなくなっていたそうですが、無事再入荷したそうです。


場内に入るとフロアは割といっぱい。
SKYWINGSさんもXaMetal業界ではファブリーズ必須ということで注目のバンドだそうだ。
この日はGalneryus赤坂BLITZでライブをしているということであっちこっちで芳しいメタルが・・・
あ、ジャパニーズメタルナイトではXaMetalはプレーしないっす(´・ω・`)

CROS SVEIN


O.A.ととしてCROSS VEIN登場。
1曲目はNoble Scarです。
早速シンフォニックでXaくて速いです。
ありがとうございました。
動画はトレーラーですが、2曲目のProtect The Coreや最後のMoon Addictはフル公開されているので
そちらもどうぞ。


流石にツインギター+キーボード+リズム隊ともなると音がかなり多くなるわけだが、
厚みは感じても窮屈さは感じなかったので、まとまってるなあと。
弾いている時のYoshiさん(G)の表情を見るとえらい生き生きしているし、
目の動き一つをとってもお客さんをちゃんと見てるのが伝わり、パフォーマンスのレベルも高い。


正式メンバーはJULIAさん、Yoshiさん、ISSEKI(Key)さんの3人だけで
後はサポートメンバーなのだが、割と長くやっていることもあり半ばメンバー同然なんだとか。
そんなサポート部隊もみんな上手いですね。
特にドラムのKOHさんがゴイスー*3
ちなみにBのYosukeさんはJikkiさんのサポートの時にお見かけしました(´・ω・`)


ここまで引っ張りましたが、JULIAさんは独特のシアトリカルな高音ボーカルも安定しているし、
先述したとおり「何このキレイな人」オーラが凄まじい。
スタイルがいいというのもあり、おそらくはこの界隈でもトップクラスの華の持ち主ではなかろうか。


元々フロントパーソンにとってルックスであるとか華であるとかは評価要素の一つですが、
質の高いバンドですら飽和しつつある昨今、興味をひく力があるのは重要ですよ(´・ω・`)
曲名を間違えて「( ゚д゚)ハッ!」というリアクションを取っただけで
ズキュゥ(;´Д`)ゥゥン
という気持ちになったとかいうのは余談ですけどね。


その上で自分や周りの人の話などを聞いていると、JULIAさんはかなりお客さんを見ている。
その人の挙動から着ているTシャツ、先週の名古屋でのライブにいた、いないなど。
これは自然流動性が高くなっている今のガールズメタル界隈のお客様をがっつり持っていきますよ。


欲を言えばライブの取り回しがまだ不安定かなーというところで、
フロントパーソンとしてのテクニックが磨かれてくれば。
今でもアイドル性によってフロアの心はつかめてるけど、より深みが出てくるはず。


ちなみにCROSS VEINのライブではMCが
「吉祥寺Crescendo劇場の皆様御機嫌いかがでしょうか?」
となる。
CROSS VEINの行くところ、全てそこは劇場
だそうですw
エンタメ重視の僕にはたまりませんな(ノ∀`)


持ち時間の間ずっと走りっぱなし
という突き抜けたセットリストでライブ終了。
1stフルからの選曲でしたが、メロディのレベルも各曲の粒立ちもいい優れたアルバムなので、
ライブで聞いても満足度は高かったです。


割と長めの転換。
「ISSEKIさんがどうしたらフロントスピーカーに足をかけて派手なプレーをできるか」
についてファン数名がご本人を交えて語る。
流石にショルキーではCROSS VEINの音の厚みに対応出来ないので、
ファンに持たせて弾こうとか、いや危ないだろwとかそんな話をしている間に
JULIAさんがいらしたので1回目の握手。

個人的にいつ始まるかわからないので、あまり転換の時に話はしないようにしているのですが、
向こうから求められれば仕方ありませんなー(´・ω・`)←

SKYWINGS

実はこの日腹痛に苛まれていたので最初会場の一番後ろにある椅子に座っていたものの、
音が鳴り出したとたんまるでネタのようにガタッと立ち上がり、
声を上げてJULIAさんにギョッとされるや否や、ああこれは前に行かないと周りが迷惑だなと
そそくさと前方へ突入するギャグのようなプレー。


「今日はバラードは一切やりません。全て速い曲です」
こうしてXaMetaler垂涎、CROSS VEINと合わせ約3時間
「Xaくて速い曲しか流れないライブハウス」
が現実に実現してしまったわけで。


まあ流石に速い曲しか流れないと途中ダレるよね・・・
「200BPMを割り込んだら魂を売ったと思う」Dragonforceですらバラードが1曲はある理由を知ると共に、
ダレる→あまりのXaさに( ゚д゚)ハッ!とするという
XaMetalの様式美をたっぷり堪能させて頂きました。
惜しむらくは見ている位置がイマイチでギター・キーボードの音があまり聞こえなかったことかな(´・ω・`)


ボーカルさんは1stの頃はXを思わせる金切り声系ハイトーン、
2ndはややV系Xaメタルを思わせる歌いまわしで、前者の曲はなかなか大変そうではありましたが、
一聴して違和感を感じないくらいに歌いこなしておりました。
国産XaMetalで一目置かれるレベルともなれば楽曲の破壊力も折り紙つきで、
XaMetalerの中で非常に評価が高い1stのリミックス発売も予定しているとか。
注目したいですね。


とまあそんな話をして頭を振っているうちにアンコールの最後の曲に。
「ある先輩にSKYWINGSってこの曲しか良い曲ないよねって言われて発奮した」
というエピソードがある曲だそうで。
その先輩がGalneryusとは←メンバーさん語る「すみませんこれは本気で嘘です」
時期的に、その頃もうガルネリはビッグネームだったもんなー(´・ω・`)


そして「Angels Sky」。

最後にして今日1級の異臭警報発令です。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。

物販にて

物販でJULIAさんが参加されて最初のシングル「Atonement」が今日最後の1枚になったぜということで
サクッと購入。

音はお世辞にもいいとはいえませんが、楽曲には光るものがあります。
JULIAさんの歌い方もだいぶ違っていて、今の歌い方を作り上げてきたのがなんとなくわかります。


話の内容は他愛のない雑談なので省略します。
一番盛り上がったのは「ひどいお絵かきバトル」の話でしたが。
ほかメタル忘年会の話からタロットの話まで色々してみて、応対がしっかりしてるなあと。
そして2回目の握手。
他の方の応対や今までの話を思い返して見ると、
バンドの中で自分が特別に求められていることを認識して、それにきちんと応えているわけで。
もし気になっているなら、ぜひ一度会ってほしいフロントパーソンの一人ですね。


その後リーダーでもあるYoshiさんともちょろちょろと、真面目な話など交えつつ。
Twitterやステージでのイメージ通り、人当たりのいい良い方でした。
そして帰り際にJULIAさんと3回目の握手。
最近は握手あんまりしてないくらいなのに・・・(´・ω・`)


総じて音楽的にもバラエティ的にも充実した土壌を感じさせるバンドだなあ、と。
今のところ私からお話できることは特にないのですが、
ファンとしてライブを見に行くだけでない関わりが出来れば良いなあと思っているこの頃です。
まあその如何にかかわらず見に行くことにはなると思いますね(´・ω・`)


次回は3/9 吉祥寺Crescendo。
Burrn!のランキングに入っているガールズメタルバンド2組を同時にブッキングした俺すごくね?」
とDrやのっちぇさんが息巻くBLASDEAD企画です。
対バンMary’s Bloodがいますね。
どちらで入るか迷わしいところですね。
むしろBLASDEADという選択肢もありますね。
結局どうするかは当日のお楽しみということでよろしくお願いいたします。。。

*1:G、Mary’s Blood、Re:Maker

*2:ちなみに本名だそう

*3:ブラックメタル好きらしい