2013 2/27 TRiGGER at 代々木labo

女性シンガーяisa★яockが新しくバンドを立ち上げたということでライブへ。

画像は発売されていたミニアルバムのもの。
楽曲は収録曲の中から演奏された。

  1. 不自由な自由
  2. 言の葉
  3. 一粒の雫
  4. 星降る夜に
  5. この手で

セットリストは必ずしも上記通りではない。


ECはMichael Jacksonの「Beat It」*1をカバー。

代々木へ

話はかなり遡るが去年の夏くらいのこと。
丁度利沙*2と知り合った頃から既に新しくバンドをやりたいという話をしていた。
当然その頃はまだメンバー候補もいないような状況だったわけだが・・・


元々利沙とはGacharic Spinのサポートボーカルとして出会った。
その思い切りのいいパフォーマンスは、実力に裏打ちされ内外とも高い評価を受けた。
サポート回数は5回で、これはG∀LMETのみっき〜さん、HeadspeakerのKANAさんに並ぶ2位タイの記録。
彼女に集まった評価を如実に表しているだろう。


知り合ったのは浜田ブリトニー先生のネット番組に出演していたのがきっかけ。
秋口帰省するとなった時にはもうバンドメンバーは決まっていたようだ。


以降、2/27にライブをするということでCD作り、アー写撮り*3と話が進んでいった。
その間にネット番組も改編され、利沙の出演自体も不定期になったことで、特に会えるわけでもなかった。
もっとも快進のICHIGEKIのライブには大概いるようなので
情報は快進ソルジャー経由で伝わるという状況だったが。
あとまあ、知り合いだということは人によっては伝わっているので芸人バー経由で知ったりとか。


当日のフロアは、彼女のファンは勿論、知人もちらほらいる感じ。
ここは地下2階で、地下1階がいわゆる2階席的な場所になっている。
ちなみにブリトニー先生は最前ど真ん中で見てた。
相変わらず、驚くほど飾らない。

ライブ

というわけでライブ本編。
流石に利沙本人も相当緊張しているのが伺える。
お客さんもどんな音楽をやるのかほとんどイメージ出来てないからカチカチだしな。
ましてそれをステージから見ている側の緊張は推して知るべし。


音楽性としては歌謡ハード調でなかなかしっくり来ている。
特にヘヴィだったり、エクストリームなところがあるかというと全然ないが、
楽器隊のフレーズなどツボをついており、単に演奏という観点で見ても皆しっかり弾きこなしているし、
奇をてらうことなくストレートに音作りに取り組んできた様子が見て取れる。
CDで聴いても、ライブで見ても、練りこまれておりハードではあるが、ボーカルを不必要に食わない音使い。


肝心の利沙のボーカルも変に力んだり作ったりするところもなく、
時にエモーショナルに、時にソウルフルに表現できていて素晴らしい。
元々実力の高さについては異論はなかったわけだが、こうして聴いてみるとはっきり上手い。
『歌モノ』がやりたいのが伝わって来る、良い歌だった。


気になるとすればトータルのアンサンブルがちょっと甘いかなあというのと、
それから利沙のライブさばきが固いのは気になったとは言える。
とはいえ、後者の意見が出るのは元々出来るのが分かっているからで、
まだ初ライブに漕ぎつけたばかりということを思えば全然許容範囲ではある。


ライブを褒めるにあたって目の動かし方を持ち出すとしたらTAKAE(Vo、TAKAEITA)だが、
利沙はそもそもの目力がすごく強い。
黒目がちなのもあって見られている感がすごい。
これは僕だからとかではなく、たまたま来ていた人が奥の方でも話していたから、
信ぴょう性は補強されうるだろう。
見えているのは間違いないわけだが*4、見ていると感じさせることは特に小さいハコでは強い印象を残す。
数を重ねるごときっと良くなるだろう。



CDは枚数限定というか、シリアルナンバーが振ってある念の入りよう。
音楽は語るのも悪くないが聴いてほしいもので、デモ音源とか上がらないかなーとか思っております。


アンコールはコール・アンド・レスポンスを含む「Beat It」。
今までもギターソロは入ってたが、入り込み方が段違いだったな。
原曲はエディ・ヴァン・ヘイレンのパートだから、そもそも曲を壊さずに弾くだけで大変という話も(ry

終演後

気に入ったので即CDは買うこととして、
うわもう物販スペースいるよ(;´Д`)
という移動の速さに少し距離を置いたり置かなかったり。


ちなみに早速物販スペースへ行っていたブリトニー先生のブログがこちら
それを迎えた利沙のブログがこちら


僕も色々話しましたが、今後についてはメンバーが多忙ということもあり、
どうしていくかも含めて考えていくということでした。
どうしても社会人バンドはそうなってしまうのだなー・・・(´・ω・`)


TRiGGERとしての活動と別に、яisa★яockとしての活動も続けていくそうなので、
勿論яisaとして会うことも今後あるだろうと思うわけですが。
自分のやりたい音楽を求めて、時間をかけて温めてきたのを知っているから、
立ち上げたバンドも大切にして頂ければなあと思っております。


まあ来月のB-1グランプリで多分会うと思うんですけどね。

*1:邦題:今夜はビート・イット

*2:このバンドではこの名義で活動するらしい。というか本名なんだそうな

*3:ネット番組つながりのカメラマン綾瀬凛さんによる

*4:そもそもこれ自体も誰でも簡単に出来るものではない