4/7 DESTROSE at 目黒LIVE STATION

DESTROSE (デストローズ)

DESTROSE (デストローズ)

ガールズ・正統派ジャパニーズメタルバンド、DESTROSEのレコ発ライブへ。
今回はあの大江戸四重奏「改進のICHIGEKI」との2マン。


DESTROSEのセットリストは下記のような感じ。

  • Headless Goddess
  • Sword Of Avenger
  • Destination
  • Skykiller
  • Fenixx
  • Fade Out
  • Lifer 13
  • Romancer
  • Nostphilia
  • 破壊の薔薇


アンコールのセッション「破壊のICHIGEKI」では陰陽座の「組曲義経〜悪忌判官〜」をプレー。

目黒へ

前日というか、その日の早朝に至るまで「浜田ブリトニーB-1グランプリ」に行っていた。
地下芸人たちの死力を尽くしたネタバトルである一方、
先生周りの人間は素人であろうと巻き込まれる大騒動でもある。


ブリトニー先生の周りには夢を追う人が集まっているが、往々にしてそれは美しくも輝かしくもない。
その中の成功者である先生自体、清濁もろもろの苦労話に事欠かない人である。
もう芸人とお客さんの壁もあまりなく知り合い顔見知りだらけになっているのだが、
そういう中で「まあ人生こんなもんでいいや」とならず四苦八苦する姿に刺激を受けたくなる面がある。
全体には「全員ホームラン狙いの爽快感」が魅力なんだが。


出演してたяisa★яock(TRiGGER、a.k.a莉沙)とも話した。
アコースティックでバンド形式だと初めてじゃないかな。


話してるとやりたいことは一緒なんだが、その力が俺にも彼女にもほとんどなく、
だからお互い余計に求めているんだろうなあと思った次第。
音楽はハード目のポップというところだがなかなか良い物だし、
リサロ本人の歌も以前とはまるで違う魅力に溢れてるので是非ライブへ。


・・・という前段があって目黒へ。
流石にレコ発・先行販売・対バンが今や群を抜いている快進のICHIGEKIということもあり
開演10分前でまだ並んで入場といういつにないアレ。
まあツーマン、ワンマンの時は話が違うんだろうな・・・( ´Д`)

快進のICHIGEKI

あと3歩で有名な業界の雄、快進のICHIGEKI。
時々ヘヴィだったり時々ハードだったり時々グルーヴィーだったり時々メタリックだったり、
というサウンドや、和風コテコテの衣装、ギターの方が刀を持ってやってくる
あれ?剣を持ってるギタリストがどこかに居たような・・・
・・・というバンドなのだが不思議と色物っぽくもなくいい意味で今っぽくもない、
何かに貫かれているバンドであったりする。
ちなみに今更だが、Gacharic Spinを知るきっかけになったのはこのバンドの主催ライブに
出演した時のレポートだったりする。


このバンドの場合、演奏や楽曲がしっかりしているということは勿論そのとおりだが、
異様なまでにライブが上手いというところにその芯があるような気がする。
そのアウェー無双ぶりは特筆するに値するのだが、今日のようにホームに近い時でもやっぱり無双しているというところがすごい。
まあそれは快進ソルジャーも増えるな。


ちなみに冒頭であげた「あと3歩」は途中お客さんを前に寄せるための文句なのだが、
この絶妙なあと3歩感も全くだがボーカルの「殿」*1の声で言われると
非常に説得力があり、今やバンドを象徴するフレーズの1つである。
今日なんかはもうあと3歩っていうフレーズに前後して前方のファンが後方の人を呼んでるぐらいだからな。


ということで正直ICHIGEKIに関してはぐうの音も出ないほどいいバンドなのは間違いない。
売る側からすると、この上でとっつきやすい何かがあればというのはあるが、
その状況で今のパワーなんだから、多少のことはいずれねじ伏せてしまうだろう、という感じ。

良く分からないが音座芸夢でモッシュして終了。

荒ぶってる?なんのことですか?(´・ω・`)


ここまでさも初見かのような書き方をしたけど、実はもうICHIGEKI三回目なんだ(´・ω・`)

DESTROSE

というわけでSE〜Headless Goddessからスタート。
まあライブバージョンに関して言えばいうことはないかな・・・
「最初」「最後」「最後の前」といったポジションでキメ曲として使われてきた中、ようやく初のCD化*2
いかにもなメロディック疾走チューンで、ギターのピロピロ率も高い。
スタジオ版との分かりやすい違いはコーラスで、ライブでは主にmiho(B)さんとMina隊長(G)が当てているが、
スタジオ版ではmarina(Vo)さんの声も入っているのが違い。
お客さんの歌うコーナーでもあるのでコーラスの歌詞はしっかり覚えてください(´・ω・`)←当初適当だった


まあそこから新譜の収録曲をサクサクと。
新譜の収録曲と言っても、

  • 既発音源のアレンジ:3曲
  • 既発音源のリマスター:1曲
  • 廃盤音源の再録:3曲*3
  • 既発表曲の音源化:1曲
  • 新曲:1曲

・・・という状況なので、どの曲もいつもプレーしてる曲というのはあったりする。
「待望の1stアルバムあるある」だが、今までライブでしか聴けなかったり、
メンバーが違うとか、そもそもまず廃盤で聴けないとかいう状況を乗り越えて来ているわけだから、
本当はやっとここからなのかもしれない。


新曲「Romancer」は隊長の曲にmarinaさんがダメ出しして
・・・もとい、手を入れて作った「クサエモい」(隊長談)曲。
とりあえずこのリフどっかで聞いたこと・・・おっと、なんのことですか(´・ω・`)
クサいのは間違いないが、エモいかというとDESTROSEという漬け汁にどっぷり漬かった後なんで、
うーん・・・という感じ。


もっともXa系のキレイめトーンが高音で絡み合う音作りは今までになく、
軸を押さえつつ新しい展開を見せたい、という意味では非常にいいアクセントになっている。
いつもは中低音が埋まっている印象なので、この日は少しスカめに聞こえたかな・・・
まあこの次の週には直ってたんだけどね(;´Д`)


それから、結果的に1曲だけ入らなかった既成のバラード「Fade Out」。
発表当時はとても人気があったということもあり、
この曲が入らなかったことに関しては隊長も色々と思うところがあるそうな。
ロディアスでドラマティックなバラードであるということもあり入れて欲しかったなー。


アルバム全体のカラーを考えてという選択肢なのは想像に難くないけど、
DragonForceみたいに、バラードは必ず入ってるけどそれ以外は全疾走というバンドもあることだし。


今日のライブが一番長かった(marina談)という話で、次はワンマン。
もう少し長くなるはずだし、集客やライブ運営も大変だとは思うが、いつやるの?
・・・っていうか多分「やるなら今しかねえ」だよね。
というわけで陰ながら成功をお祈りします(´・ω・`)

セッション〜終演後

最後はセッションバンド「破壊のICHIGEKI」として
陰陽座を代表する楽曲の一つである「組曲義経〜悪忌判官〜」を。


こうして聞くとやっぱ久雄さん(G、改進のICHIGEKI)は非常に安定感があって上手いよな(´・ω・`)
本家よりよっぽどとかガタガタ
そして何故か陰陽座モッシュ
本家ではヘドバンしたり扇子を振ったりする方はいますがこういうノリはないので、
大筋ではお客さんの期待通りのものを見せつつ、このライブじゃないと見られないものを
上乗せして出せてる点が素晴らしいと思いました。


新譜を買ったあとお釣りをもらい忘れて、某社長さまから「太っ腹」と言われたりしつつ、
「本当のことだろ」って言った奴、お前もメタボリックにしてやろうか(´・ω・`)om
会場から出ようとしたらサインを受け付けてた
いないと思ったらそこで待ち受けていたのか・・・


とりあえずサインしてもらいながら、
「いやーmarinaさんすごいよね(´・ω・`)」
と言ったら
「ど、どういういみですか(;´Д`)」
と勘ぐられたので
「いやー俺からは何も言うことないよ(´・ω・`)」
と敢えてかぶせておきました。
というわけでこっちにも敢えて何も書かないでおきます。。。


ちなみにDESTROSEの新譜をタワレコ新宿店で買うと、
5/19にインストアイベント(サイン会と2ショットチェキあり)に参加できる整理券がもらえます。
「何周すればいいですか(´・ω・`)」
隊長「5回。」
勘弁してください(´・ω・`)
基本的にあんまりループしない質だし・・・
っていうか、個人的にはメンバー全員とのXショットか、推しと2ショットのどちらかまたは両方、計2枚でいいっす( ´Д`)


そんなわけで結構久しぶりだった2マンライブはおしまい。
その後どうしたかというと、何故か改進ソルジャーにまぎれてうどん食べてました。
ソルジャーというからぶ・・・もとい別の現場での友人知人だったりするんですけど。
結局ある程度まで行くとジャンルとかメンバーの性別にかかわらず熱心な人同士かぶるわけで。


そう、


smallな事はNo Thank you( ´Д`)om


お後がよろしいようで。

*1:本当はKOTAさんというお名前

*2:Headless Goddessという曲になる前から大元の曲は存在している

*3:Lifer 13は歌詞がmarina作詞のバージョン