Hammerball2012 9/1 at Zepp Sapporo
- アーティスト: ジューダス・プリースト
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2012/02/15
- メディア: CD
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出演バンドは下記の通り。
EARTHSHAKER/44MAGNUM/SABER TIGER/Galneryus
O.A ALHAMBRA/ MERTALLIC SPIN
METALLIC SPINのセットリストは下記の通り。
- The Hellion?Electric EyeJudas Priest)
- I Don't Know(Ozzy Osbourne)
- Armed and Ready(M.S.G.)
- .Lost in Hollywood (Rainbow
- Run to The Hill"誇り高き戦い" (Iron Maiden)
Zepp Sapporoへ
「メンバーは会場に入る前からステージにいるのとほぼ同じ感じ」というのは
名古屋でもう分かっていたので、中で呼び出してチェンジとかするのも嫌かなーと
会場入り時点で僕の北欧の方の親戚であるかぼーす君に並んでもらいました。
先に並んでた友達は苦笑、
何も知らない人は怪訝そうな顔で見ておりました。
正しいと思います。
とりあえず席を確保した後、荷物をロッカーに全部突っ込む。
取り回しを少しでも楽にするために敢えてややでかいバッグを持って来たもので
苦労したがギリギリセーフ。
ロッカールームから出ると某バンドの某オレオ様Tを来てた人と遭遇。
「コバーズさんじゃないですか。」
「俺コバーズじゃないよ。」
何というお約束。
ていうか、コスチュームを着たら僕と被る所は体格だけのはずなんだが。。。
あ、ちなみにかぼーす君の金髪はウィッグです。
本体は僕とほぼ同じなので、2人が遭遇するととんでもないことになります(´・ω・`)
物販コーナーをチェックしたら、ゴルゴの他にスタッフのはっしーさんがいました。
ゴルゴは今左腕を改造しているらしいのでそのせいかな。。。*1
今回はメインMCとしてBURRN!の広瀬編集長が来札。
イベントのオーガナイザーをしてる下山さんと編集長のじっこんさはメタルヘッズが
('A`)ヴァーとなるほど有名だけど、ここまでとは。
あまりメンには関心なさそうでした。
僕があんまり編集長に関心ないから覚えてないだけかもしれないけどw
ALHAMBRA
最初はALHAMBRA。
YUHKIさん(Key、Galneryus)を中心にしたシンフォニックメタルバンドというべきか。
何と演奏曲数は3曲。
というと驚かれるかと思いますが、彼らの場合オペラチックな大作も多いので、
3曲歌ったら持ち時間を全部使いきっちゃうというだけだったり。
「最初から複雑で長時間の楽曲はもたれてしまうので、
Metallic Spinが先のほうが良かったかも」
という意見も後で耳にしました。
キャリア的にもメンのが後輩のはずなんだけどなー。
世良純子(Vo)さんの他に、「もうレギュラーでいいんじゃないの?」と声の上がる
男性サポートボーカリスト、佐々井康雄さんが登場。
まさかここでARK STORMの佐々井さんを初めて見ることになるとは( ;・`д・´)
DJの選曲用に聴きこんでて、「何かこの男性ボーカリストえらいいい声だなあ」と思って、
調べたら佐々井さんで納得・・・とやってた矢先に。
勿論実力は折り紙つき。
Metallic Spin
次がMetallic Spin。
何と某氏が既に最前付近の方と交渉を済ませてくれていたので
二列目ドセンあたりで見られた。
某氏も譲ってくれた方もありがとうございます(´・ω・`)
内容的には名古屋とさほど変わってないかなー。
M.S.Gの「Armed And Ready」が加わったくらいで。
ホントならギターの話をすべきなのですが、正直キーフ(Vo)の印象しか残ってなかったり。
きちっと力の入ったハリのある声が出せてて、上手いんですわホント。
ロジャー*2もこれくらい良いボーカルを紹介してくれれば良かったのに・・・
まあ神はメロディを書かないので、曲も作れるゲイリー・バーデンをボーカルに据えた理由も
分からなくはないのですが。
実際神の代表曲はほとんどゲイリー時代の曲だし、最近も一緒にアルバム作ってたし。
恒例?トモーゾ(G)が「Lost In Hollywood」(Rainbow)のギターソロ中に寝るシーンでは
キーフがわざわざスリッパ、それもトイレにおいてあるような青いやつを持って来て
思いっきり叩いてた。
「マタカー!」
前回も見たファンしか分からんだろwww
熱心な虹信者の広瀬編集長は「この曲分からん」と良く言われると知ったらなんて言うんだろうな。
そして今日もあまり仕事をしないアナーキー・ストッキング(Key)。
ウホウホダンスどころか持ち場を離れてギター弾いてるフリしてる時間も相応。
しかもエアじゃなくてモノは持ってる。
絶対弾いてないけど。
「誇り高き戦い」でトモーゾとツインギターやってるし。
かぼーす君がエアギターしてることを考えると、立派なトリプルリードの再現だな( ・`д・´)
エディと闘う係が2人いるのは本家との大きな違いだが。
しかも今回
「キーボードのパートがない曲でも休まず何かして楽しませようとしているのがスゴイ」
と高い評価を得ることに成功している。
そういう面はあるね、確かに。
そのメイデンでエディがいる位置にはドラのようなフラッグが設置。
ラスト、北欧の方随一のイケメンと噂のノーズ兄さん(Dr)が叩くと銅鑼の音がする。
(音自体はシンセで鳴らしてるんじゃないかな・・・)
しかし三回目でフラッグ崩壊。
どんなドリフだよw
何故か最後にトモーゾのウィッグが帽子もろとも取れるというハプニング。
恥ずかしそうにギターで顔を隠しながら去っていった。
「基本的にメンバー全員、あの髪はウィッグなのではないかという噂はあった。
例外的にアナーキーは先祖同様ウィッグだ、と意見が一致してるけどな。
取れる所は初めて見たが、これを北欧の方に伝えていいか悩んでいる」
とかぼーす君から。
「ちなみに彼女ってグラサン外した素顔はかわいいの?」
「あー、それはノーズのイケメンと並んで北欧の方では常識。
わざわざ聞かれると思わなかった。」
だそうです。
これは気になるな( ・`д・´)
まあこういうアホなノリだったので、初見と思われるお客さんが
「お前ら最高だよ!」と叫んでたりする一方で、
ふざけすぎとかこんな事してる場合じゃないだろとかいう声も聞いております。
こんなノリのバンド(Steel Pantherとか)が基本大好きな私からはノーコメントとさせて頂きたく。
OAにはOAの役割というものもありますし。
あと中の人などいない。
SABER TIGER
3バンド目、SABER TIGER。
地元の重鎮かつイベンターの下山武徳(Vo)さんを擁するバンド。
その歴史は非常に長く、下山さんがボーカルでなかった時期もあり、女性ボーカルだった時期もあり、
今はLoudnessでプレーしているアンパンさん(Dr)がドラマーだった時期もあれば、
ANTHEMのリズム隊が参加した音源もあり・・・
その激動の歴史を紡いできたメインマンは木下昭仁(G)御大、指板に赤いLEDのついたギターが印象的でした。
なお今は一時期抜けていたマシーンさん(G)が戻りツインリードになっています。
もしジャパメタ史を本にするとしたら北海道のメタルバンドとしては真っ先に上がるだろう
(Flatbackerはちょっと特殊ケースなので置いとくとして)
大物バンドなので質が低かろうはずはなく。
ただ正直何歌ってるのか良く分かんない、という状態でした。
申し訳ありません(´・ω・`)
単にさっきまでかぼーす君に譲ってて、やっと入場した僕の疲れがどっと出てきたのかもしれません。
そんな状態でも下山アニキの存在感は間違いなかったですが。
44MAGNUM
4バンド目は44MAGNUM。
ジャパメタは大きく言うと歌謡ロックと和製バッドボーイの2系統に分かれるのですが、
後者の代表的バンドが44マグナムです。
ただの自説なんで大声で言うつもりはないんですけれども(´・ω・`)
現在はボーカルのPaulさんがパーキンソン病という難病を抱えているため、ほぼステージには立っていません。
*3
それ以前からサポートとして参加していた息子のSTEVIEさんが歌っています。
ベーシストのBanさんとギターのJimmyさんはオリジナルメンバー。
後で聞いたらBanさんがベース&コーラスをしているるのは最近珍しいんだとか。
ドラムはサポートで磯田さん(ex.SABER TIGER)。
最初はマグナムでクレジットされてなかったので、やっとここまで持って来た、という感じかもしれません。
・・・という状況だったのですが、何曲かプレーした後、サプライズでPaulさんがステージに( ゚д゚)
無論すっかりご老体という感じではあるんですが、まさかの登場ということもあり会場の温度は急上昇。
「Street Rock'N'Roller」「Satisfaction」と僕でも知っている代表曲を歌ったのもあり、
完全にライブ会場は爆発状態に。
全体的に言うと息子さんの方が上手いのですが、
中低音のザラつきやブレも44マグナムの一部になっている面があり。
「こんなFu○ckなバンドのためにみんなRockしてくれてThank you!」
みたいないい意味でキレイじゃないMCも説得力があり。
背景も押さえているなら、リアルタイマーじゃない僕のような人間でも
「これはとんでもないステージですよ。見たいと思って見られるものじゃない」
と興奮してしまうレベルでした。
Galneryus
5バンド目、トリ前にGalneryus。
ボーカルのSHOさん(a.k.a 小野正利)はともかく、全体的にまだまだ若いメンバーの多いバンドとしては
ちょっとびっくりかなと。
ちなみに僕は
「V系あがりのガルネリウス(笑)なんかと一緒にしないでくれよ」
「僕メタル好きですよ、Galneryusとか最高ですよね」
のどちらに対しても心のなかで睨みつけてしまうめんどくさい立ち位置のファンです(´・ω・`)
昔Animetalのライブで床に落ちてたSyuさんのピックを見つけて歓喜してたような人です。
引越しの時に無くなっちゃったけどな(´・ω・`)
もっと言うとYAMA-B(Vo、AXBITES、ex.Galneryus)さん自身は見たことあるけど
小野ネリウスしか見たことないファンです。
ライブは2回目です(´・ω・`)
今回はホントに新譜*4中心の選曲。
最初は「Whisper In The Red Skyクル━(゚∀゚)━!?」
→「ごめん、Across The Rainbowに改題して録り直してたんだよね(´・ω・`)」
となったり。
まあしかし小野さんのハイトーンはとんでもない。
ここまでハイトーンを強調する男性シンガーがいなかったのもありますが
*5
もはや対空兵器の領域。
何とか頑張って出してるとかじゃなくてもうバンバン出まくってる。
大なたをブンブン振り回しているかのような勢いで歌いまくっていました。
こんな小野さんでも完全には再現できないマイク・マティアビッチ(STEEL HEART)ってどんだけバケモンなんだろうな・・・
そこから「終わりなき、この詩」「Hunting For Your Dream」「Metal Trigger」と。
小野さんのMCはPaulさんと好対照象でジェントルな雰囲気にあふれている。
確かにGalneryus自体ワイルドな感じのバンドではないけど、
ロックボーカルというよりもっと落ち着いた雰囲気の場所で歌ってそうな感じなんだよな。
僕は嫌いじゃないですが、初めて見てから3年経ってまだこのスタイルということは
これからもこれで行くんだろうなあと。
その実小野正利名義での活動もしてますしね(´・ω・`)
でも楽屋でマグナムを大熱唱してMCにイジられるような人、それが小野正利。
Syuさんも相変わらずでしたが、「若い若いと言われ続けてきましたがもう31ですからねー」と。
GalneryusなりAnimetalに参加してから10年強。
さして年の違わない僕の10年強とつい比較してしまいます(´・ω・`)
「この年は何をしてたかよく分からん」という年はないので後悔はしてませんが。
最後は「絆」「Future Never Dies」を歌って締め。
Future Never Diesはクサイ日本語歌詞がたまらずつい鬼リピートしてしまう名曲です。
でも今回は「Silent Revelation」「Struggle for the freedom flag」といったかつての代表曲はなし。
続きは11/25の札幌ワンマンで!
という営業上手なライブでした。
なお新しい曲ばかりだねーと言っている僕は全部買ってます(´・ω・`)
EARTHSHAKER
大トリは勿論元祖歌謡ロック系ハードロックのEARTHSHAKER。
「今夜もSEXYに盛り上がっていこうぜ!」
かつての有名曲の中にちらっと直近の曲も入れてステージを進行。
一度聞いたら一発で分かる石原"SHARA"慎一郎氏のギター、パワフルな工藤さんのドラムも見せ所。
そして青いLEDつきのマイクスタンドを高く掲げめボーカルMARCYさん(a.k.a 西田昌史)の姿に、
思わずグッと来てしまいました。
ライブ後、横にいた友人の第一声は「あのマイクスタンド見た?」でした。
見ていますとも。
「Armmy、LEDパクっていいか?」と言って作ったスペシャルモデル。
Armmy(Vo、Ex.Gacharic Spin)のうたまろはその同型機。
「EARTHSHAKERのマーシーさんとオソロなのよ」
とブログで自慢してましたね(´;ω;`)
MARCYさんの中にArmmyは生き続けているんですね(´;ω;`)
「この曲から俺達は始まったんだ!」
と叫んでEarthshaker」。
そこからどんどん曲が続くわけですがなかなか終わらない終わらない。
でも「More」や「Radio Magic」をプレーされたら歌わずにはとてもおられませんでした。
僕はもともとシャ乱Qのファンだったのですが、きっと彼らも「Radio Magic」みたいに、
各地で女の子を引っかけては次のライブハウスへ行き・・・という人生を夢見ていたのでしょう。
どっこいそうは上手く行かねえんだ、という歌詞が初期を中心に多く見られます。
1stシングルの「18ヶ月」なんかは典型例かと。
そういう意味では僕は孫世代なんです(´・ω・`)
全員セッション〜終演後
最後はアンコールを経て、全員集合しての「Burn」(Deep Purple)。
メンのメンバーは何故かダンサーとして参戦。
男性ボーカル、デヴィカバのパートはMARCY・下山・小野・佐々井さん。
グレン・ヒューズのパートはPaulさん、ってブン投げ過ぎだろ(ノ∀`)
ホントは閣下クラスがあっさり負けるくらいスゴイボーカリストなのに>グレン
まあ誰が挑戦しても負けるのだからむしろ搦手から挑むという読み方もできます。
ギターはSyuさんやJimmyさんも参戦。
ジョン・ロードの追悼を込めたキーボードはYUHKIさんが奮戦。
その左下あたりで何かやってるアナーキーとキーフ、正面でなんかやってるチョパコ。
アナーキーに限った話ではないですが、もう少し時間があればメンのメンバーも参加出来たのかなあ。
終演後はちんたら退出。
かぼーす君の格好で10/13メタリックスピンナイトのフライヤーを配る。
ついうっかり「お疲れー」とチョパコに声をかけたら普通に「おつかれー」と返してしまい
軽く手で「ちょっと!」とハンドサインするチョパコ。
ひょっとしてチョパコって・・・
いやまさかそんなはずないよな・・・(;´Д`)
勢いでチョパコたちにフライヤーを渡したところ、
気がついたら眉毛がパワーアップしていたゴルゴ・ルーさんに
「Tシャツカイヤガレ!」
「2〜3枚カイヤガーレ!」
と脅されたので全力で逃げ出しました(´・ω・`)
結局押しに押して外に出たのはもう23時。
まあこの後夜のHammerballということでいろんな人がいろんな所で苦労し始めるわけですが・・・
それは秘密ということで。
僕はロックバーのR-BOTTOMさんでオールナイトDJをやっていました。
メタルを専門としたロックバーは札幌では少ないということなので、是非足を運んでみて下さい。